広尾学園は12月18日、「広尾学園×iPad×ICT教育」と題したカンファレンスを開催する。iPad、MacBook、電子教科書などを活用した公開授業に加え、大阪大学の岩居弘樹教授の講演、大橋清貫学園長の基調講演、実践報告などが行われる。 同カンファレンスは、教育関係者、行政関係者、企業、メディア関係者を対象としており、広尾学園のICT導入事例の紹介だけでなく、実際にどのようにiPadやMacBookが授業内で活用され、生徒がどのように使用しているのかを見学することができる機会となっている。 公開される授業は、中学本科クラス、中学インターナショナルクラス、高校医進・サイエンスコース内の計8クラス。実施される科目も、iPadやMacBookを活用した英語の授業や電子教科書を使った社会の授業など幅広い。また、中学1・2年インターナショナルクラスでは、生徒個々の進度差を克服する「Khan Academy」を利用した授業や、MacBookにて「moodle」を活用した英語授業も予定されている。 基調講演では、広尾学園の大橋清貫学園長が登壇。その後、金子暁教諭、木村健太教諭、マーク・マクルアー教諭が実践報告を行い、大阪大学教授の岩居弘樹氏が講演を行う。講演後には、岩居教授のほか、授業担当教諭6名、生徒3名を加えてディスカッションや質疑応答が行われる。学校側の取り組みに関する意見はもちろんだが、生徒側の意見も興味深い。◆「広尾学園×iPad×ICT教育」カンファレンス2012日時:2012年12月18日(火)、10:40〜(受付開始 10:15)場所:広尾学園対象:教育関係者、行政関係者、企業、メディア関係者申込方法:特設ホームページの申込フォームまたはFAX公開授業:・中学1年本科クラス(英語2クラス/iPad、社会1クラス/電子教科書)・中学1・2年インターナショナルクラス(Technology 1クラス/MacBook、Geometry 1クラス/MacBook)、「moodle」および「Khan Academy」利用・高校医進・サイエンスコース1クラス・中学3年インターナショナルクラス(Science AG 1クラス/iPad、English SG 1クラス/MacBook)、「moodle」利用基調講演:・ 大橋清貫学園長「21世紀型の教育へ」実践報告:・金子暁教諭「広尾学園×iPad×ICT教育−生徒が自分自身の学びの武器を持つ−」・木村健太教諭「iPad が引き出す生徒の可能性−医進・サイエンスコースの取り組み」・マーク・マクルアー教諭「インターナショナルコースのICT活用」講演:・岩居弘樹教授(大阪大学)