文部科学省は、12月20日に東京都調布市の小学校で、食物アレルギーがある小学5年生の児童が学校給食終了後に亡くなるという事故が起きたことを受け、教育委員会と各学校へ児童生徒の状況に応じた対応を要請した。 現在、死亡に至った経緯は調査中だが、死亡した児童は乳製品にアレルギーがあり、給食でチーズが入ったチヂミを食べたことによるアナフィラキシーショックの疑いがあると報告されている。 同省は、食物アレルギーなどがある児童生徒には、個々の状況に応じた対応を努めるよう、教育委員会と各学校へ要請した。 また、ノロウイルスをはじめとした食中毒の発生防止に向け、「学校給食衛生管理基準」を踏まえた衛生管理の徹底と食中毒の発生防止に引き続き努めるようお願いした。