2012年の1か月平均教育費は11,610円、関東では14,227円と最高額

 総務省は2月19日、家計調査報告(家計収支編)2012年平均速報結果を公表した。1世帯あたりの1か月平均消費支出は、総世帯が247,651円、2人以上の世帯が286,169円、単身世帯が156,450円。このうち2人以上の世帯の教育費は11,610円で、地方による差がみられた。

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1か月あたりの教育費(地方別)
  • 1か月あたりの教育費(地方別)
  • 消費支出の対前年度増減率の推移
  • 消費支出の対前年実質増減率の推移
 総務省は2月19日、家計調査報告(家計収支編)2012年平均速報結果を公表した。1世帯あたりの1か月平均消費支出は、総世帯が247,651円、2人以上の世帯が286,169円、単身世帯が156,450円。このうち2人以上の世帯の教育費は11,610円で、地方による差がみられた。

 同調査は、一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査している。総世帯は2人以上の世帯と単身世帯を合わせた世帯である。

 2012年の消費支出は、総世帯で前年に比べ実質0.2%の増加、2人以上の世帯で実質1.1%の増加、単身世帯で実質2.8%の減少となった。2人以上の世帯では、世帯主の配偶者の収入が大きな伸びとなっている。

 1か月あたりの教育費11,610円の内訳をみると、「授業料等」8,611円、「教科書・学習参考教材」222円、「補習教育」2,777円である。地方によって教育費に差があり、もっとも高いのは「関東」14,227円、もっとも安いのは「北海道」6,899円で、関東の2分の1以下となった。
《工藤めぐみ》

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