明治大学と新潟県南魚津市の国際大学は、4月1日から系列法人化すると発表した。学校経営および教育研究活動における連携関係を築き、両校の特色を共有することで「世界のトップクラスのグローバルユニバーシティ」を目指すという。 明治大学は、法学部・商学部・政治経済学部などの9学部と大学院11研究科、法科大学院、専門職大学院に加え、付属高等学校と中学校を有する総合大学。2011年度に策定した「長期ビジョン」において、国際人の育成と交流のための拠点として、世界で活躍する強く輝く「個」を育てる教育研究の実現を10年後の目標に、世界で活躍する人材を育てる教育環境の整備や大学改革の実行に取り組んでいるという。 国際大学(IUJ)は、1982年に新潟県南魚津市に設立された大学院で、キャンパス内の公用語はすべて英語という特徴をもっている。同校の国際関係学研究科は、国際関係学専門大学院連合(APSIA)に準加盟している数少ない大学院で、外国人留学生が全学生の9割を占めているという。 今回の協定締結発表には、明治大学の福宮賢一学長、日髙憲三理事長、国際大学の小林陽太郎理事長、北岡伸一学長が参加した。