一橋大学は28日、2月26日の2時間目に実施した入学試験(一般選抜前期)の「地理」の試験において出題ミスがあったと発表した。地理を受験した200人全員の該当設問を正解扱いにするという。 ミスがあったのは、カンボジアのアンコールワット遺跡についての設問。世界遺産に登録された年次を「1992年」とすべきところを「1994年」と誤って記載しており、該当する遺跡は存在しないことが発覚した。 このため、受検者2,517人のうち、地理を選択した200人全員の該当設問の解答を正解にするという。 同校では、「今後、このような出題ミスが起こらないようチェック体制の強化等、再発防止に万全を期する所存です」としている。