新渋谷駅を設計した建築家の安藤忠雄氏は、東横線・東京メトロ副都心線の相互直通イベントの記念式典に来賓として訪れ、「東急電鉄、東京メトロ両社の活性化と発展を願っている」と祝辞を述べた。日本を代表する設計家として活躍する安藤氏は、「地中船」をイメージして渋谷駅を設計。曲線を多用した斬新なデザインが話題となっていた。さらに、来賓を代表して乾杯の音頭をとった安藤氏は「新しい渋谷駅を設計に携われうことができて良かった」と述べ、会場を大いに盛り上げた。安藤氏は近年、駅舎のデザインにも進出しており、2007年にJR中央本線の竜王駅、2011年に東急電鉄大井町線の上野毛駅をはじめ、現在、建設が進められているJR鹿児島本線熊本駅などのデザインも担当している。