スマホで参加できる「毎日フリマ」で手軽にお得に楽しく売買

 入学や進級、転勤など新生活シーズンを迎え、不用品を整理したくなる時期となりました。「もう使わないけど捨てるにはもったいない」「大事にしてくれる人に譲りたい」ものが家の中に眠っていませんか?

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 入学や進級、転勤など新生活シーズンを迎え、不用品を整理したくなる時期となりました。「もう使わないけど捨てるにはもったいない」「大事にしてくれる人に譲りたい」ものが家の中に眠っていませんか? そこで、まだ使えるものが売買できるフリーマーケット(フリマ)が注目されています。身の回りの使わなくなった物を処分したい方、お小遣い稼ぎしたい方などにオススメです。

 私はフリマが好きで、週末の開催情報をチェックしてはよく行っています。都心で開催されるフリマはOLさんが多く出店していて、住宅街のフリマは子ども服やファミリー向けが充実しているなど、会場によって特徴があるのも楽しいです。でも出店するとなると、会場を選び、事前に出店予約して、商品を会場に搬入して、商品を並べて値札を貼って…と、一人で気軽にとはいかないものです。

◆スマホで参加できる「毎日フリマ」

 そんなフリマにスマホで手軽に参加できるサービスが登場しました。「毎日フリマ」は、スマートフォンで楽しく売り買いができる、フリマのSNSです。会員登録や利用は無料なので、さっそく試してみました。

 まずは、アプリ(無料)のダウンロードから。iPhone版とアンドロイド版があります。iPhoneの場合は、App Storeで「毎日フリマ」と検索してアプリをインストールします。

 「毎日フリマ」には、レディースファッション、ベビー・キッズ向け、キッチン、インテリアなど、たくさんのお店が並んでおり、見ているだけで楽しいです。目的のものがある場合は、「カテゴリから探す」や「キーワードから探す」から探します。出品者は女性が多いせいか、女性向けや子ども向けの商品が多いです。

◆買う--お得に楽しく

 「来月3歳になる息子が気に入りそうな車の総柄パンツを発見!」気になった商品には、ハートのお気に入りマークを付けます。リアルなフリマにありがちな、気に入った商品のお店の場所を見失ってしまうことはありません。さらに、質問帳で商品に対する質問ができるようになっているので、出品者に投稿してみます。リアルなフリマに参加している感じで出品者とコミュニケーションができるのも魅力です。

 気に入ったお店はフォローができるほか、ひとこと帳にメッセージを残せます。あるお店に欲しい物が複数あったので、ひとこと帳に「まとめ買いするから割引して!」と投稿してみました。「お店や商品を褒める」「まとめ買い割引」がフリマのコツです。

 価格交渉ができたら、出品者と決めた支払方法・配送方法で商品を取引します。無事に商品を受取ったら、相手を評価します。トラブルを防ぐために、不明な点はお互いに質問するようにします。

 Facebookのページには、「今日の商品紹介」「機能紹介」などが日々更新されています。2月24日には東京ビッグサイトでリアルなフリマが開催されたそうです。

◆売る--自分のお店をもつ

 タンスの肥やしになっている服を「毎日フリマ」で売ってみます。お店の名前を登録し、商品の出品登録をします。手順は2ステップ。商品写真を撮影して登録し、商品名や価格、カテゴリなどの商品情報を入力するだけです。手順は非常に簡単で5分もかからない程度です。

 さっそく出品した商品の質問が届いたので、返信します。自分の商品にコメントやハートのお気に入りマークが付くのは嬉しいものです。これらのやりとりは、SNSをやっている人なら操作に迷うことなく進められるでしょう。

 また、自分のお店のデコレーションができたり、自分のお店ページで背景を色々なテーマに変更できたりと楽しめます。ネットオークションと比べて、手数料がかからず、コミュニケーションしながらお店を開けるのも楽しみの一つです。

 「毎日フリマ」のブログには、「商品タイトルを魅力的に書く小技とは」「お店のコンセプトを書こう」など、出品のコツが紹介されており、参考になります。自分とっては不用品でも、誰かにとっては必要なものかもしれません。スマホ1台あればお店が持てる。売るのも買うのも楽しいです。

◆ハンドメイド作品を販売する結花さん

 ほかの方はどんな使い方をしているのでしょうか。

 ハンドメイド作品を作っているという結花(仮名)さんは、神奈川県在住の24歳で、旦那様と8か月になるお嬢さんとの3人家族。Amebaアプリ内でのピックアップで「毎日フリマ」を知ったそう。「手数料が不要なうえ、かなりの盛況ぶりにこれしかない!!」と思い、子育てをしながら、赤ちゃん用のヘアクリップを中心に本格的にハンドメイド作品の製作を始めました。

 作りだめをしてから出品し、ある程度販売してから追加製作&出品するというサイクルで、平均で月3,000円くらい稼いでいるそうです。そして、そのお金は材料費に使っているのだとか。売り切れのものに対して「このデザインがどうしても欲しい」とオーダーがあったときや、実物が届いて「可愛いです」と感謝されたときが嬉しいと言います。

 リアルなフリマと比べたメリットは、「買い手も売り手も自分のペースで気軽に参加できること」。結花さんは、買い手としてもよく参加していて、「いつか使うかな? こんな値段じゃもう二度と買えないよね? と自分に言い訳しながら、宝探しの気分」だそうです。

 また、上手に売るコツは「商品画像を見栄えよく明確に撮影すること」「送料無料や送料込み」。値切るコツは「複数買いに限ります。常識範囲内ではっきりと希望価格を掲示することで交渉もスムーズです。」とのアドバイスもいただきました。

 「毎日フリマ」は、App StoreやGoogle playで無料でダウンロード可能。FacebookやTwitter、mixiなどSNSのアカウントで利用することができる。
《工藤めぐみ》

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