公文が国内初の「子ども浮世絵」サイトを公開、約1,800点の作品を掲載

 公文教育研究会は4月1日、Webサイト「くもん子ども浮世絵ミュージアム」をオープン。子どもに関連する浮世絵版画を掲載することで、当時の子育て、教育、遊びなど当時の日本文化を現代人の視点と感覚で楽めるサイトだという。

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くもん子ども浮世絵ミュージアム
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 公文教育研究会は4月1日、Webサイト「くもん子ども浮世絵ミュージアム」をオープン。子どもに関連する浮世絵版画を掲載することで、当時の子育て、教育、遊びなど当時の日本文化を現代人の視点と感覚で楽めるサイトだという。

 子ども浮世絵は、子どもの文化研究史料として収集されてきた子育て、教育、遊びなどといった子どもに関連する浮世絵版画のジャンル。美術品としてだけではなく、描かれた時代の歴史、教育、文科などを知るためにも貴重な史料であり、現在に生かせる気付きやヒントがあるという。

 同サイトでは、公文教育研究会が所蔵する「子ども浮世絵」を中心に約1,800点の浮世絵を公開。「キーワード」「年代」「カテゴリー」などによる検索ができるという。また、浮世絵ごとに作品を描いた絵師や時代などの情報を記載いるため、浮世絵のテーマや背景だけでなく、絵に描かれている文章や場面情報など、詳細な研究データを得ることもできるという。

 そのほか、浮世絵画像のダウンロード購入ができるほか、初心者にも楽しめるよう浮世絵の歴史や制作工程などの基本情報に加え、浮世絵を通じて江戸時代の様子が思い浮かぶような工夫をしているという。

 
《水野こずえ》

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