大学奨学金「家計急変・災害救助」によるものが急増…4年で25倍に

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支給人数と一人当たり平均支給額の推移(大学生・給費)
  • 支給人数と一人当たり平均支給額の推移(大学生・給費)
  • 支給人数と一人当たり平均支給額の推移(大学生・貸与)
  • 大学生1人あたりの年間支給金額(給費)
  • 大学生1人あたりの年間支給金額(減免)
  • 大学生1人あたりの年間支給金額(貸与)
  • 学内奨学金等支給実績推移表(平成19年度~平成23年度)
 日本私立大学連盟が公表した「平成24年度奨学金等調査」によると、学内奨学金の支給が増加傾向にあるという。中でも「家計急変・災害救助」の奨学金急増しており、人数は14,434人、1人あたりの金額は46万4千円となった。東日本大震災の影響によるものが大半を占める。

 同調査は、平成24年9月18日~10月26日、124の全加盟大学を対象に、奨学金等制度の実態についてインターネット調査を実施。奨学金は、「給費」「減免」「貸与」の3つに区分する。

 大学生1人あたりの学内奨学金の年間支給金額がもっとも多かったのは、給費型では「入試成績優秀者」58万4千円、減免型では「スポーツ・文化・ボランティア活動優秀奨学金」67万円、貸与型では「特定試験・特定研修・学術褒章・教育奨励」であった。

 学内奨学金の支給実績の推移をみると、「家計急変・災害救助」が急増しており、人数は585人(平成19年度)→14,434人(平成23年度)、1人あたりの金額は35万5千円(平成19年度)→46万4千円(平成23年度)となった。このうち、東日本大震災を対象とした支給が13,303人に上る。そのほかの奨学金制度についても増加傾向にあり、支給人数は平成19年度と比べ、「特定試験・特定研修・学術褒章・教育奨励」が2.5倍、「入試成績優秀者」が1.8倍に増加している。
《工藤めぐみ》

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