日本教育再興連盟(ROJE)は、東京大学・本郷キャンパスで行われる第86回五月祭において、「教育フォーラム2013 教室の今と未来~いじめ・発達障害の視点から~」を5月19日に開催する。議員、教育者、大学生という異なった立場から「いじめ」「発達障害」に関する議論を行うという。 ROJEは、「日本の教育をよくしていきたい」という思いを抱く各界のエキスパートたちが、全国の教職員や保護者、企業や学生たちとともに活動しているNPO法人。教育関連のイベントの企画・運営や、学校でのボランティア活動、各種の勉強会などを行っている。 今回のイベントは、毎年5月に行われる東京大学・本郷キャンパスの五月祭において、ROJE学生事務局が主体となり実施しているもの。今回は「教室の今と未来~いじめ・発達障害の視点から~」をテーマに、「いじめと発達障害」「行政、地域、学生でできること」「インクルーシブ教育について」の3部構成で開催。行政・教育委員会・現場で活躍しているゲストを招き、現役大学生と議論することにより、子どもたちのために、それぞれの立場でできることを、一緒に考えていくという。 当日は、元文部科学副大臣の鈴木寛氏、大阪府教育委員会委員長の陰山英男氏、特別支援教育コーディネーターの安部博志氏、東京大学で医学を学ぶ傍らROJEの学校ボランティアプロジェクトで活動する佐藤駿一氏の4氏が登壇。いじめや発達障害など、教室を取り巻く厳しい環境の中で、子どもたちのために、それぞれの立場でできることを、一緒に考えていくという。 参加の事前申し込みは、ホームページで受け付けている。◆教育フォーラム2013 「教室の今と未来~いじめ・発達障害の視点から~」日時:5月19日(日)13:30~16:30場所:東京大学本郷キャンパス 法文一号館25番教室登壇者:・鈴木寛氏(元文部科学副大臣 参議院議員)・陰山英男氏(大阪府教育委員会委員長)・安部博志氏(筑波大学附属大塚特別支援学校教諭)・佐藤駿一氏(東京大学医学部医学科)