第3回高校生バイオサミットin鶴岡、8/19-21開催

 第3回高校生バイオサミットin鶴岡を8月19日から21日までの2泊3日の日程で、鶴岡市のいこいの村庄内と慶應義塾大学先端生命科学研究所で行われる。研究施設の見学や研究成果を発表しあい、優秀な発表は表彰される。応募締め切りは6月28日。

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第3回高校生バイオサミットin鶴岡のウェブサイト
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  • 会場の慶應義塾大学先端生命科学研究所
 第3回高校生バイオサミットin鶴岡を8月19日から21日までの2泊3日の日程で、鶴岡市のいこいの村庄内と慶應義塾大学先端生命科学研究所で行われる。研究施設の見学や研究成果を発表しあい、優秀な発表は表彰される。応募締め切りは6月28日。

 山形県鶴岡市はバイオ研究の世界的な拠点として知られている。夢のエコ素材「クモ糸の人工合成」や次世代バイオ燃料の藻に油を作らせたり、だ液でがんを発見する「究極の健康診断」など革新的な研究開発が行われている。これらの最先端研究に高校生を助手として採用するなど、科学教育や人材育成でも注目されている。

 同サミットは全国の高校生を対象に、最先端の研究施設を見学し、日ごろの研究成果を発表し合う合宿形式の審査会。主催は慶應義塾大学先端生命科学研究所、山形県、鶴岡市で構成される実行委員会。

 対象分野は生命科学に関係するあらゆるトピック。応募方法は、研究レポートと参加申請書、研究発表申請書をメールまたは郵送する。1次審査を通過すると2次審査に使用するポスターを準備し、サミット当日持参する。当日はプレゼンテーションと質疑応答を行う。

 昨年、同サミット農林水産大臣賞を受賞したのは、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の自然科学部による「リグニン分解菌とセルロース分解菌を用いた身近な廃棄物の資源化について」。産業廃棄物となった木材や紙などに含まれるセルロース成分を微生物により分解し、産業的に利用できる糖へと変換する技術開発に取り組んだことが評価された。

 参加は無料だが、交通費、宿泊費などの費用は参加者負担になる。サミット当日の詳しい日程は決まり次第、ホームページに掲載する。

◆高校生バイオサミットin鶴岡
開催日:8月19日(月)~21日(水)2泊3日
会場:いこいの村 庄内(山形県鶴岡市千安京田字龍花山1-1)、慶應義塾大学先端生命科学研究所 バイオラボ棟(山形県鶴岡市大宝寺字日本国403-1)
宿泊先:いこいの村 庄内ほか
参加資格:全国の高校生
参加費:無料(交通費、宿泊費等は自己負担)
締め切り:6月28日(金)必着
《田中志実》

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