港区立青山小学校は、教育関係者を対象に、ICTを活用した公開授業と報告会を6月21日に開催する。 青山小学校は2006年より、ICT活用による子どもたち一人ひとりの能力や特性を教師が捉え、協業的な学びを展開するための取組みを行ってきた。日本マイクロソフトと共同で、「インタラクティブスタディ」の研究に取り組むなど、より効果的な「21世紀の教室」づくりを目指している。 今回の公開授業と報告会のテーマは「生きてはたらく活用する力を育む教育課程の創造」。各学年およびあすなろ学級が、それぞれ公開授業を行う。 6年生の国語では、町のよさを追究し、取材した内容を基にタブレットを用いて意見記述や活動報告をまとめ、町のよさを伝えるパンフレットをつくる。 3年生の算数では、割り算の基礎・基本を個々にシステムを用いて効率的に学ぶ授業を公開。問題の解き方についての情報交流を行う。 そのほか、子どもたちによる屋上での無農薬野菜栽培「青山 里山プロジェクト」も公開。地域との交流を含め、自分たちの活動を役立てる意図と方法についての意見交流も行う。◆港区立青山小学校公開授業・研究報告会日時:6月21日(金)13:20~16:00会場:港区立青山小学校対象:教育関係者応募方法:ホームページより参加申込書をダウンロードし、必要事項記入の上、FAXにて※港区内教育関係者は事前申込み不要締切:6月18日(火)