東京都産業労働局は12月14日から18日まで、第57回東京都児童生徒発明くふう展を都議会議事堂の都政ギャラリーにて開催する。会期中となる15日には特別賞、優秀賞、ならびに学校賞の表彰も行われる。 この東京都児童生徒発明くふう展は今回で57回を数える展覧会。未来を担う児童・生徒が自らのアイデアを形にすることを通じて、観察、思考、工夫、創造などの力を養い、あわせて発明や科学技術に対する関心を高めることを目的としている。 今回、都内の小・中学校に在学する児童・生徒から応募で集まったのは1,485作品。そのうち84点の受賞作品が選ばれ、同展に出品されている。また、受賞作品の中から特に優秀な作品に特別賞、優秀賞ならびに学校賞の授与式が行われ、特別賞入選作品は全国展に推薦されることとなる。 子ども自身の独自の発想を求める同展は、単なる模型や工作、手芸品などは対象外となっており、普段の学校生活だけでは発揮しきれない児童・生徒の個性がキラリと光る作品ばかり。特別賞を受賞した作品名「巻くだけピカピカ!ホースくるくるクリーナー」「回転キャッチまな板」「片手で切れマウス」など名前を見ただけでも目を引くものばかり。柔軟な子どもたちの心と発想で大人の固定概念を打ち破ってくれるだろう。◆第57回東京都児童生徒発明くふう展開催期間:12月14日(土)~12月18日(水)9:00~16:00(最終日は14:00まで)会場:都議会議事堂1F「都政ギャラリー」入場料:無料【表彰式】日時:12月15日(日)14:00~場所:都議会議事堂1F「都民ホール」