東京都人事委員会事務局は1月31日、平成26年度の東京都職員採用試験(選考)の日程を発表。同事務局は、最終合格を1ヵ月早めることで、就職活動だけでなく、卒業研究など充実した学生生活を送ってほしいとしている。 平成26年度試験では、1類A(大学院修了程度)・1類B(一般方式・大学卒業程度)採用試験の第2次試験と第3次試験を統合することで、従来より最終合格を約1か月早める。1類Aは7月25日、1類Bは7月11日にそれぞれ最終合格発表を行うという。 また、技術職の実施方法や試験内容も変更。1類B「新方式」を「土木、建築」にも拡大(特別な対策は不要)するほか、1類B技術区分の一部で第2回試験を実施するなど、受験機会の拡大を目指す。 さらに、1類B「土木、建築(新方式)」では専門試験(記述式)・論文がない試験方式を導入、1類B「技術、その他の試験区分」における専門試験(記述式)の出題数も7題中4題選択解答から5題中3題選択解答に削減するという。また、1類A、1類B(一般方式)の技術区分における面接を2回から1回に変更するなど、受験者の負担を軽減する。 なお、実施する試験(選考)区分や採用予定者数等については、3月に公表される。