12年連続就職率100%という圧倒的な実績を誇る、明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部。コロナ禍という逆風さえ跳ね返した強さの理由は、専門学校とは一線を画し、現場で通用する「実践力」を徹底的に磨く学びと、ホスピタリティ業界と直結した多彩なインターンシップ、そして学生ひとりひとりに寄り添う「面倒見200%」の手厚いキャリア支援にある。
社会人としての基礎力、英語力、ホスピタリティ・マインドはもちろん、接客スキルにとどまらない企画・運営の視点をも育てる観光専攻の教育とはどのようなものなのか。在学生2名へのインタビューから、その実像に迫る。

【話を聞いた人】
ななさん:明海大学 ホスピタリティ・ツーリズム学部 観光専攻 4年生
みくさん:明海大学 ホスピタリティ・ツーリズム学部 観光専攻 3年生
企画・経営・語学まで広がる学びが決め手
--なぜ明海大学 ホスピタリティ・ツーリズム学部 観光専攻を選んだのですか。進路決定の決め手を教えてください。
ななさん:将来はホテル業界で働きたいと考え、当初は専門学校への進学を検討していましたが、学校選びを進める中で、ホスピタリティ業界全体について理解を深めたい、進路をホテルだけに絞らず可能性を広げたいと考えるようになりました。そうした中で明海大学のオープンキャンパスに参加し、語学や経営など多様な知識を身に付けられる点に魅力を感じたこと、また良い意味で堅苦しさのない安心して学べる環境だったことから、入学を決めました。
みくさん:旅行やホテルをはじめとする観光分野について体系的に知識を深めたいと考え、明海大学を選びました。オープンキャンパスでは実際に観光業界の第一線で活躍してきた専門家の授業を受けられることを知り、資格講座・海外研修・インターンシップが充実している点や、新浦安から徒歩圏内という立地の良さにも魅力を感じました。小さいころからの「テーマパークで働きたい」という夢の実現にもっとも近づける環境がここにあると感じ、進学を決めました。
--入学後に印象が変わった学びや特に魅力を感じている授業を教えてください。
ななさん:特に印象に残っているのは、マーケティングを専門的に学べたことです。入学前は接客やサービスといった「おもてなし」中心の授業をイメージしていましたが、実際には経営の視点から観光産業を捉える授業も多くあり、入学してはじめてその面白さを知りました。企画立案やマーケティング、マネジメントなど、観光を運営する側の視点について体系的に学ぶことで視野が広がり、自身の成長につながっている手ごたえを感じています。

みくさん:私は入学前からハワイ大学で最新のホスピタリティを学ぶ海外研修制度に魅力を感じており、3年次に成績上位者が大学側の費用負担で参加できる点に強く惹かれていました。この研修に参加することを目標に、1・2年次の学業に集中して取り組んできたのですが、先日無事に選考を通過し、今年の夏に研修へ参加する予定です。現在は研修に向けて、英語力をさらに高めるべくTOEICの勉強に励んでいます。
英語4技能を磨き、就職にも直結する使える英語力を修得
--英語力はどのように伸ばしているのでしょうか。
みくさん:英語はスピーキング・ライティング・リーディング・リスニングの4技能ごとの授業があり、すべて必修です。加えて学内にMLACC(※エムラック:明海多言語コミュニケーションコモンズの略。明海大学での言語教育を実践する場)という施設があり、そこで外国人の先生や留学生と気軽に英語で会話できるので、スピーキング能力の向上にもつながっています。1年生から途切れなく毎日英語の授業を受けているので英語力が伸びていると感じています。

ななさん:スピーキングの授業は外国人の先生が英語で授業をするので、ネイティブの英語を聞いたり話したりする機会が多く、非常に実践的です。また、1年生からTOEIC対策の授業を履修していて、TOEICの点数が200点ほど上がりました。専門の先生がTOEICの実際の問題を解きながら解説してくれるので、点数アップにつながったと実感しています。この授業はTOEIC650点以上を取らないと単位を取得できないので、皆が必死にがんばります。TOEICの点数は就職活動においても有利に働きました。
“考えて形にする”経験が武器に。企画・発表で磨く実践力
--「この経験が成長につながった」と感じたことはありますか。
みくさん:企業の社長など経営トップの方を招いて行われる「特別講義」は、企業紹介にとどまらず仕事内容、求めている人材、就活に役立つ情報を得ることができる貴重な機会でした。ホテルや空港など観光業界はもちろん、飲食やスポーツ、冠婚葬祭といった幅広い分野の経営者の方が来てくれたので、進路選択の幅が広がったとともに、さまざまな分野でも共通してホスピタリティの精神が必要なのだと学ぶことができました。
また、2年次の授業では、ホテルの宿泊プランを6人グループで作成してプレゼンテーションを行いました。提示されたホテルの種類や目的に沿って、ホテルの支配人になったつもりで料金まで含めたプランを策定します。私たちは「ビジネスホテル」で「連泊を増やす」目的で、ターゲットを仲の良い女子大生ペアに定め、落ち着いた空間でゆっくりホテルステイができるように、部屋にアフタヌーンティーセットを提供して女子会をしたり、割引でマッサージを受けたりできるプランを考えて発表しました。チームワークや考える習慣を身に付けることができ、期待以上の経験となりました。

ななさん:私も、観光地のホテルの魅力を生かした宿泊プランを考える授業は非常に良い経験になりました。知らない土地・ホテルのプランを作るので、現地について調べていくうちに「こういうことをしたい」とアイデアが湧いてきました。普段忙しいビジネスマンを対象に、カナダの寒い地方を周遊して、現地生活を体験しながら雪山などでリラックスしてもらうプランを考えたところ、現地の観光協会の方にも聞いてもらう機会があり、「新しい視点でおもしろかった」と評価をいただけてとても嬉しかったです。
こうして人を惹きつける仕組みや体験づくりの楽しさを知ったことで、ホスピタリティ業界でお客様に喜ばれるイベントの企画に関わりたいと考えるようになりました。さらに、マーケティングの授業を通して、現場と経営それぞれの視点を理解し、より良い運営とは何かを自分なりに考えられるようにもなりました。志望軸を明確にしたうえで就職活動に臨み、ブライダルを中心にイベントの企画・プロデュースを手がける企業から内定をいただきました。
--日々の学びやインターンを通じて「おもてなし」の考え方にどのような変化がありましたか。
ななさん:2年生でホテルの長期インターンシップに参加したことが転機になりました。それまで「おもてなし」は丁寧な対応だと考えていましたが、授業で学んだ「相手視点で考える」意識をもって周囲の状況を見て動き、相手の求めることを考える行動が自然とできるようになりました。また、おもてなしとは「満足」にとどまらず「特別感」を届けることだと教えていただきました。
みくさん:私も授業を通じて、「おもてなし」は一方通行ではなく双方向のコミュニケーションであるということを学びました。相手の反応や気持ちを感じてお互いが笑顔でいられるような良い関係を築いていくことが大切だという意識に変わりました。現在のアルバイト先でもお客様にサービスを提供し喜んでもらうと同時に、自分自身も楽しみながら働き、良い時間を共有するよう実践しています。
1年次から就活を支援。インターン・資格取得も万全のキャリアサポート
--就職に向けてどのようなサポートを受けていますか。
みくさん:本格的な就職活動はまだこれからですが、キャリアサポートセンターにお世話になっています。エントリーシート対策や就活コーチによる面談、自己分析テスト、身だしなみやマナー講座などさまざまなサポートがあるほか、提携企業の派遣先が多く、1年生からインターンシップに参加できるチャンスもあります。私は短期のインターンシップで1年次にホテル、2年次に空港に2週間ずつ行きました。参加後には報告会もあり、先生方からフィードバックももらえます。今後も違う分野のインターンシップに積極的に参加していきたいです。

ななさん:先ほどお話しした2年生で参加したホテルでの長期インターンシップは、就活コーチが申し込み時だけでなく実際に働いている期間も、定期的に困ったことがないか話を聞いてくれたり、報告会の発表資料を添削してくれたりと手厚いサポートをしてくれました。最初は不安もありましたが、就活コーチのおかげで最後まで安心して取り組むことができました。
また、1・2年必修科目の「キャリアプランニング」と3・4年選択科目の「キャリアデザイン」で構成される、大学独自のプログラム「MGO」は進路を考えるうえで大きな支えとなりました。1年生から社会人の心構えを学び、他学部の学生とグループで議論したり、面接のロールプレイングやSPI対策に取り組んだりと実践的な内容が充実しています。中でも、面接のロールプレイングでは面接官役・就活生役・第三者の視点を分担し、互いにフィードバックを行いながら役割をローテーションする形式で進められ、多角的に課題を捉えることができ、実際の就職活動にも役立ちました。

就職活動にあたっては、就活コーチに履歴書・エントリーシートの添削とWeb面接の対策をしてもらいました。書類添削では、自分の視点では気が付かなかった内容について助言を受け、誤字脱字まで確認していただきました。Web面接は、対面と異なった気を付けるポイントがわかり、本番で焦ることなく挑むことができました。
--資格取得のサポートはいかがですか。
みくさん:TOEIC対策のほかにも世界遺産検定やブライダルコーディネート技能検定など、さまざまな資格取得の支援があります。旅行業務取扱管理者という国家資格は、資格取得のための講座から試験の申込みまで大学がサポートしてくれます。国内と総合の2種類があるのですが、国内資格を取得できたので、今は総合の試験に向けて勉強しています。
ななさん:私はマナー・プロトコル検定を受検しました。必修の「サービスコミュニケーション実習I・II」で冠婚葬祭のマナーを学び、その発展として、選択科目の「サービスコミュニケーション実習III」が同検定の内容に対応していたため、挑戦しやすい資格でした。国内外の冠婚葬祭のマナーや歴史を楽しみながら幅広く学ぶことができ、インターンやアルバイトの現場でも大いに役立っています。
--最後に受験生にメッセージをお願いします。
ななさん:明海大学に入学してから「大学は大講義室で一方的に講義を受ける場」というイメージが大きく変わりました。少人数授業が多く、先生との距離が近いため、自分の考えを発信しながらフィードバックを得られる双方向の学びが魅力です。ゼミは1年次から始まり、3年次に所属を決めるため、時間をかけて興味のある分野を探究できます。また、ゼミの先生が単位取得やインターンシップについても丁寧にアドバイスしてくださるのも心強いです。

みくさん:客室乗務員や旅行会社などホスピタリティ業界の最前線で活躍してきた先生が多く、国内外のリアルな話を直接聞けるのが魅力です。授業は楽しみながら実践的に学べる内容で、自然と力が身に付きます。進路に迷ったら、まずはオープンキャンパスに参加してみてください。自分の目で見て、話を聞き、納得できる進路を見つけてほしいです。
--ありがとうございました。
業界経験豊富な教員からホスピタリティ・マインドや英語力を学び、インターンシップを通じて実社会での即戦力を磨く。こうした「現場主義」の教育に加え、2027年4月より、観光産業のデジタルシフトを捉え、教育の枠組みをより実践的なものへと再定義する。従来の3専攻は、より専門性を研ぎ澄ませた「観光専攻」と「グローバル・マネジメント専攻」の2専攻へと再編。かつての「経営情報専攻」が担っていたデジタル・DXの知見は、今やあらゆる現場で不可欠なリテラシーであると捉え、専攻の枠を超えてカリキュラム全体に包含されることとなった。
「人とデジタルを繋ぐ素養」を全学生が共通して備えた上で、双方向の学びの中で自ら「なりたいじぶん」を見出し、大学がその挑戦を「面倒見200%」の体制で支え抜く。学生ひとりひとりのキャリアに向けたPDCAサイクルが機能するこの環境は、夢を憧れで終わらせない確かな舞台となるだろう。観光業界人としての心構えと確かなスキルを養う大学生活は、不透明な時代を生き抜く自信を授け、充実したかけがえのない時間となるはずだ。
ホスピタリティ・ツーリズム学部 観光専攻
ホスピタリティ・ツーリズム学部 グローバル・マネジメント専攻
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