難関大現役合格者、7割以上が高2の3月までに志望校決定…東進

 難関大現役合格者の7割以上が、高校2年生の3月までに志望校を決めていることが、東進が発行する大学進学情報紙「東進タイムズ」編集部の調べでわかった。このうち8割は同時期までに受験勉強を開始していた。

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  • 東進タイムズ3月1日号
 難関大現役合格者の7割以上が、高校2年生の3月までに志望校を決めていることが、東進が発行する大学進学情報紙「東進タイムズ」編集部の調べでわかった。このうち8割は同時期までに受験勉強を開始していた。

 2013 年度の難関大合格者710人を対象に合格発表会場でアンケートを実施し、データをまとめた。対象大学は、東京、京都、北海道、東北、名古屋、大阪、九州、東京医科歯科、東京工業、一橋、東京外国語、早稲田、慶應義塾の13大学。

 難関大現役合格者を対象に志望校の決定時期をたずねたところ、「高1まで」が35.8%、「高2」が37.4%、「高3の1学期」が18.8%、「高3の夏以降」が8.0%となり、「高2の3月まで」が73.2%を占めた。

 さらにこの73.2%を対象に受験勉強開始時期を聞いてみると、約8割が「高2の3月まで」と回答。難関大現役合格者の多くが、早期に志望校を決定し、受験勉強を開始している実態が明らかになった。

 志望校決定の理由をたずねた結果では、「学べる内容・カリキュラム」が74.0%に上り、圧倒的多数を占めた。次いで「キャンパス・学生の雰囲気が良い」(43.0%)、「偏差値と自分の成績のバランス」(28.5%)、「知名度が高い」(22.3%)、「設備が整っている」(19.9%)、「学費が安い」(18.9%)という結果だった。

 東進タイムズ2014年3月1日号では、これらのデータを特集。「受験勉強をスタートするのに早すぎることはない」として、新高3生にはこの時期までに受験勉強を始めること、新高2生には志望校についてじっくり調べて考えることの大切さを訴えている。

 なお、東進タイムズは、東進のウェブサイト「東進ドットコム」で読むことができる。
《奥山直美》

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