教科書出版の新興出版社啓林館は、学習参考書、問題集など自社出版物の紙面を動画授業として配信するWeb講習サービス「スマートレクチャー」を4月に開始する。 「スマートレクチャー」で動画化して配信する学習書は、高校用の「フォーカスゴールド数学」「ビジョンクエスト総合英語」「センサーシリーズ(理科)」、中学校用の「ホントにわかるシリーズ」などで、約4,000コンテンツにのぼる。 動画は、学習書の紙面を手書き文字と音声を使って解説するスタイルで、無料のビューア「ThinkBoard プレイヤー」を用いて、スマートフォン、タブレット、PCなどの端末で視聴することができる。利用料は月額500円(税別)で、高校用数学・英語・理科、中学校用などすべてを視聴できる。 同社では利用状況を見ながら、センター試験対策、中学生用基礎学習用など、無料の授業も用意するなど、今後さらにコンテンツを充実させていくという。