女子高生の半数以上が「ネット友達とリアルで会いたい・会った」

デジタルアーツは、第5弾となる「未成年の携帯電話・スマートフォン使用実態調査」の結果を発表した。

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現在何らかのスマートフォンを使用している未成年の割合は60.4%
  • 現在何らかのスマートフォンを使用している未成年の割合は60.4%
  • 高校生およびスマートフォン所有者は長時間使用する傾向
  • 男子より女子の方が「リアル化」を望む傾向が高く、男女ともに学齢が上がるごとに高くなる
デジタルアーツ株式会社は3月10日、第5弾となる「未成年の携帯電話・スマートフォン使用実態調査」の結果を発表した。本調査は、ネット依存アドバイザーの遠藤美季氏監修の下、携帯電話・スマートフォンを所持する全国の小・中・高校生男女618名、および未就学児から18歳の子どもを持つ保護者層624名、合計1,242名を対象とした使用実態調査。調査結果によると、何らかの携帯電話を持つ未成年者(10歳~18歳)のスマートフォン所有率は60.4%と半年で10%上昇した。内訳は小学生(10歳~12歳)37.9%、中学生55.3%、高校生87.9%で、特に女子高校生は95.1%と最も高い所有率となった。

全体のフィルタリング使用率は30.9%で、スマートフォン所有者では32.2%、スマートフォン非所有者では29.0%となっている。1日の使用時間では、小中学生は1時間未満、高校生になると約3割が3~6時間未満が多い。また、スマートフォン所有者は長時間に渡り使用する傾向が見られた。未成年者全体の23.9%が「使い過ぎ」と注意を受けた経験があり、親子ともに「携帯電話/スマートフォンのない生活は考えられない」と2人に1人が回答した。女子高校生は70.9%、スマートフォン所有者は62.7%とやや高くなっている。「ネット上の友達とリアルで会いたい/会ったことがある」と回答したのは、未成年者全体で38.5%、男子小学生で24.4%、女子小学生で25.0%、女子高校生は56.6%であった。

女子高生の半数以上が「ネット友達とリアルで会いたい・会った」--実態調査(デジタルアーツ)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》

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