公文、子どもたちが被災地を訪問する「Tohoku Trip」を開催

 公文教育研究会は、3月26日から30日に東日本大震災の被災地を訪問する「Tohoku Trip」を実施。現地体験を通し、自分たちにできることを考え行動することを目的に子どもたちが参加する。

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 公文教育研究会は、子どもたちなどが3月26日から30日に東日本大震災の被災地を訪問する「Tohoku Trip」を実施する。

 「Tohoku Trip」は、KUMONが主宰する「English Immersion Camp(EIC)」に参加した子どもたちが被災地の現状を知り、現地の人とふれあうことで、自分たちにできることを考え行動することを学ぶため、一昨年からスタートした。

 今回の「Tohoku Trip」には、過去のEIC参加者とその友人(小3~大3)の16名が参加し、宮城県名取市、南三陸町、岩手県大船渡市などを訪問。子どもたちは、テレビなどでは伝わらない、今の東北をこの目でしっかり見てみたいという想いを胸にTripに参加するという。

 また、TripにはEICのキャンプリーダー(海外からに日本に来ている留学生)も参加。子どもたちは英語でのコミュニケーションにより、現地の人々とキャンプリーダーたちをつなぐ役割も担うほか、最終日には、「Tohoku Trip」の振り返りを英語で発表する。

 EICは2001年にスタートし、毎年夏に開催。2013年の夏には300人を超える子どもたちが参加した。子どもたちは世界各国から集まった学生キャンプリーダーやスタッフたちと、英語での共同生活に挑戦。さまざまな国の人たちとのふれあいを通じ、英語でコミュニケーションする力を育んでいる。

 EICは「地球全体への視野の広がりや積極的に行動する姿勢を育む」ことを目的に、さらなる活動として、2011年にはインドネシアスタディーツアー、2012年、2013年にはTohoku Tripを実施している。
《水野こずえ》

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