千葉県が、平成25年度「ちばっ子学力向上総合プラン」の評価を公表

 千葉県は4月1日、県学力向上推進会議において平成25年度「ちばっ子 学力向上総合プラン」に対する関係者評価を実施し公表した。教師力向上の取組みについてはおおむね進展が図られているというB評価だった。

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 千葉県は4月1日、県学力向上推進会議において平成25年度「ちばっ子 学力向上総合プラン」に対する関係者評価を実施し公表した。教師力向上の取組みについては「おおむね進展が図られている」というB評価だった。

 同県は平成23年度から、みんなで取り組む「教育立県ちば」の実現を目指して、「ちばっ子 学力向上総合プラン」(ファイブ・アクション)をスタート。学力向上を図るため「教師力トップ」チャレンジプラン、「子どもたちの夢・チャレンジ」サポートプラン、「確かな学びの礎(いしずえ)」プラン、「興味ワクワク 体験学習」推進プラン、「学力向上」検証プランの5つの視点から事業を推進している。

 「教師力トップ」チャレンジプランでは、「魅力ある授業の達人の認定・活用」「ちば授業練磨の公開日の実施」「若手教員育成推進員活用」などの「ライフステージ」ごとに適時性、研修を行い教職員の力量向上を目指す。

 同プランでは、「教職員研修の改善が図られ充実したものとなっているか」という評価観点では、教職10年程度までの研修が継続的に実施されていることから「十分満足できる」というA評価。「教師力向上をけん引する人材の育成・発掘ができているか」「教師力・授業力向上のために資料提供は十分にできているか」などは、「おおむね満足できる」というB評価だった。総括としては、おおむね進展が図られているB評価の結果になった。

 「子どもたちの夢・チャレンジ」サポートプランでは、学習ガイド冊子「ちばのやる気」の完成、学習サポーターによる個に応じた指導や体験学習を取り入れるなど学習意欲の向上を図る指導がされたと、総括評価はAだった。

 「読書活動推進や家庭学習環境づくりのための取組成果」については、学校図書館の充実やサイトの利用が進んできているがまだ十分ではないとB評価だった。

 そのほかの評価は、ホームページでみることができる。
《田中志実》

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