ダイヤモンド・ビッグ社は4月15日、「10歳以下の子連れで行きたい海外旅行先ランキング」調査結果を発表した。1位「ハワイ」、2位「オーストラリア」、3位「グアム」がランクイン。実際に行ったことがある海外旅行先も「ハワイ」が1位となった。 ランキングは、同社が運営するWeb「地球の歩き方」のメールマガジン会員のうち、全国の20～40歳代の子どもがいる女性897人にアンケート調査を実施し、集計したもの。調査期間は2月28日～3月3日。 10歳までの子どもを連れて行きたい海外旅行先を聞いたところ（複数回答可）、1位「ハワイ」58.2％、2位「オーストラリア」36.1％、3位「グアム」35.8％、4位「アメリカ」31.4％、5位「サイパン」26.2％となった。比較的のんびり・ゆったり観光ができる国が好まれる傾向にある。 実際に、10歳までの子どもを連れて行ったことがあるか聞いたところ、「はい」79.0％、「いいえ」21.0％と、8割近くが行ったことがあるという結果だった。「いいえ」と回答した人に行かなかった理由を聞いたところ、最多は「機内でおとなしくしていられるか不安」24.5％、「現地での病気やケガが不安」20.7％、「学校等を休ませたくないから」13.3％が続いた。 一方、「はい」と回答した人にどこへ行ったことがあるか聞いたところ（複数回答可）、1位「ハワイ」48.7％、2位「グアム」36.0％、3位「韓国」21.6％、4位「香港」18.9％、5位「アメリカ」16.8％がトップ5にランクイン。ハワイは「行きたいところ」と「実際に行ったところ」の両方で1位となった。 また、子どものケアの面で大変だったかどうか聞いたところ、「大変だった」14.7％と「どちらかというと大変だった」45.0％を合わせて6割近くが大変だったと回答した。具体的には、「機内で落ち着かせること」66.2％、「子ども用の荷物の多さ」53.4％、「現地での授乳や食事」41.8％という意見が多かった。
