ほたるの鑑賞、東日本では5月中旬頃から…時間帯は20時台

 ウェザーニューズは5月15日、ほたるの出現傾向を発表。西日本から東日本では5月中旬から6月上旬が出現ピークになり、東京でも5月23日頃から飛び始めると予想している。

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ウェザーニューズ「ほたる前線マップ」
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  • るるぶ「ほたる鑑賞のマナー&上手に見つけるコツ」
 ウェザーニューズは5月15日、ほたるの出現傾向を発表。西日本から東日本では5月中旬から6月上旬が出現ピークになり、東京でも5月23日頃から飛び始めると予想した。また、るるぶでは、全国のほたる鑑賞のできる場所や鑑賞のポイントを紹介している。

 ウェザーニューズによると、ほたるの出現時期は晩冬から春の気温に影響されるという。今年は晩冬から春先、全国的に気温が高めの日が多かっため、北・西日本では昨年並みかやや早めと予想。ただ、寒の戻りの影響が大きい関東など一部地域では、昨年並みかやや遅めとなる見込み。

 東京では5月23日頃から見られ、ピークは6月3日頃。そのほかの地域のピークをみると、九州や四国でまもなく、大阪では5月26日頃、宮城では6月24日頃と予想している。また、昨年の夏以降に台風などで大雨があった地域では幼虫や卵が流されていることがあり、出現数が減少する可能性があるようだ。最新情報は、スマートフォン向けアプリ「ウェザーニュースタッチ」や携帯サイト「ウェザーニュース」内の「ほたる情報」で公開している。

 るるぶの特集「ほたる観賞に行こう!!」では、全国のほたる鑑賞のできる場所を検索できる。エリアを選ぶと、イベントやガイド付き鑑賞会の有無なども一覧で掲載されている。上手に見つけるコツとして、ほたるが多く飛ぶのは「生暖かく感じ(20度以上)、曇っていて風のない夜」、時間帯は「夜19時30分から徐々に飛び始め、20時台がピーク」だという。こちらのサイトでは、鑑賞スポットの情報や目撃ニュースなどを投稿する「ほたる日記」を募集している。

 きれいな水場にしか生息できないほたるがいる場所は、自然環境が守られている場所ともいえる。自然のなかで、短い期間しか鑑賞できないほたるの光を楽しもう。
《黄金崎綾乃》

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