三菱みなとみらい技術館は、6月1日に開設20周年を迎えるのを記念して、新たなロゴマークを制定するとともに、同日、記念イベントを開催する。記念イベントでは、子どもが科学技術に対する興味を呼び起こす理科実験などのプログラムを実施する。向こう1年間を通じて20周年にちなんだ催しを盛りだくさん実施していく。20周年記念ロゴマークは2種類用意した。技術館のイメージキャラクターであるテクノくんと、昨年4月に制定した同技術館のロゴマーク、「20th Anniversary」を組み合わせたもの。メインロゴは、テクノくんが持つ双葉から花が咲くイラストを採用し、「わくわく どきどき 未来へ」という言葉を添えることで、子どもたちの科学技術の発想の芽が花開き、未来へとつながっていくようにとの願いを込めたとしている。記念イベントの理科実験は、「低温」「真空」「水圧」「浮力」の4テーマについて小学生向けに時間帯を変えて行う。初披露の低温実験では、超低温の液体窒素に花やゴムボールを入れた場合の変化を観察し、ロケットの液体燃料についても学ぶ。実験参加者には、アイスモナカをプレゼントし、テクノくんや科学技術インタープリター(解説担当者)とのじゃんけん大会にも参加できる。記念イベント当日、3Dプリンターと設計体験を組み合わせて月面資源採掘船の開発に挑戦するプログラム「スペース・プロジェクト」のコーナーでは、12人で力を合わせて採掘船を設計する「ミッション・ラボ」の参加者に、3Dプリンターで出力した採掘船「ドデカトロン」の立体模型を、同日に限り金色または銀色に塗装して進呈する。