立教大、全学部で4学期制導入を決定…2016年度より本格導入へ

 立教大学は5月28日、全学部で4学期制を導入することを決定した。2015年度から一部の学部などで試験導入し、2016年度には全学に展開していく計画だ。

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 立教大学は5月28日、全学部で4学期制を導入することを決定した。2015年度から一部の学部などで試験導入し、2016年度には全学に展開していく計画だ。

 導入する4学期制は、現在の春(S)と秋(F)の2学期を土台に、四半期科目を導入し、S1、S2、F1、F2の4学期制での授業を可能とする。なお、2学期制と4学期制は並行的に運用するとしている。

 立教大学は、創立150周年にあたる2024年を目標年度とする国際化戦略「Rikkyo Global 24」を策定。全学生が在学中に海外体験できる体制を実現するとともに、外国人留学生を現在の4倍の2,000人に増やし、外国人教員比率を20%に引き上げるなど、具体的な目標を掲げている。

 4学期制は、国際化を推進するための環境整備の柱として、全学的に取り組むもの。学生が海外に留学しやすくなるのに加え、学期制の異なる海外からも留学生や教員をスムーズに受け入れることができるなどのメリットがある。

 立教大学は、留学プログラムの充実、英語で受講できる科目の拡充、英語による学位授与コースの開設、海外協定大学の拡充、といった具体的な施策とあわせて、国際化を加速していく。
《水野こずえ》

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