東京・秋葉原で、画業60周年を迎えた松本零士さんの展示会「松本零士 銀河鉄道祭り」が開催される。6月10日から6月22日まで、会場は秋葉原UDXビル4階の東京アニメセンターとなる。今回の展示会は『銀河鉄道物語~忘れられた時の惑星~』のBlu-rayが5月28日にリリースされたことを記念したものだ。「銀河鉄道物語」シリーズは松本零士さんの『銀河鉄道999』の世界観が拡大した作品である。松本零士さんの世界観を堪能できる。「松本零士 銀河鉄道祭り」では、それぞれの作品から初展示品も含めた様々な資料が集められた。「銀河鉄道999」シリーズのアニメを手がけた東映アニメーションも協力しており、見所満載の企画になる。また、物販コーナーでは、松本零士さんに関連した商品を販売する。こちらは購入金額に応じて、サイン会トークショーイベントに参加可能なチケットも用意される。トークショーの詳細は後日明らかになる予定だ。松本零士さんは1938年久留米生まれの小倉育ち。15歳の時に雑誌「漫画少年」の公募で第1回長編漫画新人王に選ばれマンガ家デビュー。高校卒業を機に上京し、様々なジャンルの作品を送り出した。その中でもとりわけSFマンガの巨匠として知られている。『銀河鉄道999』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』などの代表作はアニメ化され、1970年代から80年代にかけて一大ブームを巻き起こした。2013年には映画『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』も公開され、洗練された3DCG描写で注目を集めた。[高橋克則]「松本零士 銀河鉄道祭り」http://animecenter.jp/201405/28123036.php開催期間: 6月10日(火)~22日(日)主催: エイベックス、ピカンテサーカス、TCエンターテイメント企画: 株式会社WonderCreators企画・共催: アニメワールドスター協力: 東映アニメーション、コモンウェルス・エンターテインメント、プラネットエンターテイメント、銀河鉄道管理局