Googleは8月12日、5月より限定公開していた教員向けサービス「Classroom」を正式公開した。教員の作業負担を軽減することを目的にしており、クラスの管理や成績をつける機能などを無償で利用することができる。 Classroomは、学校・教員向けのGoogleのパッケージサービスで、Gmail、ドライブ、ドキュメントなどといった基本的なツールが含まれている。教員は、ドキュメントで課題を作成し、ドライブを通じてクラスごとに課題を配布するなど、授業をペーパーレス化することが可能になる。 また、生徒は、ドライブで課題を確認し、ワンクリックで学習を開始できる。教員は、課題提出済み・未提出の生徒を確認できるほか、Classroom上で直接成績を付けることもできるという。 2014年5月に限定的に発表されたClassroomは、すでに45か国の10万人以上の教員が利用。今回の正式公開によって、Google Apps for Education アカウントをもつ学校や教員は無料で利用できるようになった。 なお、Classroomに広告は表示されず、学校のコンテンツや生徒のデータが広告に使用されることもないという。
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