くもん出版は、「くもんの幼児ドリル」シリーズを、1977年の創刊以来初めて、装丁・内容ともに全面改訂して10月14日に販売を開始した。 同シリーズは、累計発行部数7,000万部を超える。まず、学習ステップを見直し、商品ラインナップを再構成した。子どもたちがより「楽しく最後までやり切り、達成感をもって次に進める状態」を実現するため、学習ステップ、難易度、作業量などを全面的に見直した。 また、シリーズの冊数を49冊から39冊に再構成。デザイン・装丁を一新、全ページをフルカラー化した。コンセプトである「楽しく学べる」は維持しつつ、さらに手に取りたくなるデザインに改訂したという。これまで、本文の前半はカラー・後半は2色ページという商品が多かったが、最後まで学習意欲を維持できるよう全ページがフルカラーになっている。 今回の改訂版の発売開始に合わせ、全国の書店店頭で幼児ドリル体験会も行う予定だ。10月下旬~3月の半年間、延べ100回の体験会を実施するという。