スマホのインターネット利用者34%増、ニールセン調べ

 視聴行動分析を提供するニールセンは、2014年の日本におけるパソコンとスマートフォンの2スクリーンでのインターネットサービス利用者ランキングを発表した。パソコンからの利用者の1位は「Yahoo!」、スマートフォンからの利用者の1位は「Google」だった。

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パソコンインターネット利用者数、ニールセン調査
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 視聴行動分析を行うニールセンは、2014年の日本におけるパソコンとスマートフォンでのインターネットサービス利用に関する調査を実施。利用者数の多いサイトをランキングとして発表した。パソコンからの利用者の1位は「Yahoo!」、スマートフォンからの利用者の1位は「Google」だった。

 調査は、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)のデータをもとに、インターネットサービスの利用者数ランキングを発表した。

 パソコンからの利用者数1位の「Yahoo!」の平均月間利用者数は約4,100万人。2位は「Google」で2,772万人、「Yahoo!」とは約1,000万人の差があった。次いで、「FC2」「You Tube」「Microsoft」と続く。

 2013年からさまざまなインターネットサービスの利用がパソコンからスマートフォンに移行し、2014年はスマートフォン躍進の年となったようだ。パソコンからの利用者数の多いトップ10サイトを見ると、すべてのサイトで前年比が2けた減となった。パソコンからの「Yahoo!」利用者は前年と比較して12%減、「Google」は17%減となった。

 スマートフォンの月間のインターネット利用者数は、2013年10月時点から約900万人増加。全体で34%増加し、2014年10月時点で約4,400万人に拡大した。アプリケーションとWebプラザからの利用でもっとも多かったのは「Google」で平均月間利用者数は4,127万3,000人、2位は「Yahoo!」で3,875万4,000人。ともに月間4,000万人前後が利用している。次いで「LINE」「Facebook」「Rakuten」と続く。1位の「Google」は昨年より33%増、2位の「Yahoo!」は35%増となった。

 個別のアプリ別にみると、もっとも利用者数が多かったのは「LINE」で前年の月間平均利用者数から約1,000万人増加となる約3,100万人となった。トップ10の中では「LINE」が前年比46%増、8位の「Twitter」は52%増、10位の「Yahoo! JAPAN」は62%増となった。
《田中志実》

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