ドイツの高級車、メルセデスベンツは4月8日、欧州向けの新型『Cクラス』に新グレードを設定すると発表した。新型Cクラスは、欧州では2014年春に発売。今回、発売から1年が経過し、ラインナップを充実させることで、さらなる販売増を目指す。新グレードとして、新たな入門モデルの「C160」を設定。「C180」用の排気量1595ccの直列4気筒ガソリンターボは、出力が抑えられ、最大出力129hp、最大トルク21.4kgmを発生する。動力性能は、0-100km/h加速が9.6秒。欧州複合モード燃費は19.23km/リットル、CO2排出量は120g/kmと、環境性能は良好。C160のドイツでのベース価格は、セダンの場合、3万1683ユーロ(約400万円)。C180に対して、ほぼ2000ユーロ(約25万円)、価格を抑えた。メルセデスベンツは、「Cクラスの最安モデル」と説明している。