神奈川県警察と東急セキュリティが連携し、子どもや保護者がわかりやすく防犯を学ぶことができる広報紙「子どものあんしん・あんぜん特集」を発行した。6月10日から神奈川県内の東急線沿線や交番などで配布される。 神奈川県警は防犯活動として「おおだこポリス子ども安全スクール」などを開催し、子どもの防犯意識や危機回避能力の向上を目指している。また、東急セキュリティはICカード乗車券により子どもの駅通過情報が保護者にメールされる「エキッズ」をはじめとした、子ども見守りサービスを行っている。 特集では、東急セキュリティが県警生活安全総務課へインタビューする形式を取り、県警で推奨している防犯標語「おおだこポリス4つのおやくそく」や、子どもの防犯意識向上のために保護者に行ってほしい対策を紹介。県警では、親子で街を歩くことで犯罪が起きやすい場所を一緒に確認できるほか、意識して街を歩くことで子どもの「景色読解力」が養われ、安全と危険の区別がつきやすくなるという。 広報紙は、神奈川県内の東急線沿線に所在する警察署や交番、神奈川県内の東急線各駅のパンフレットラックに設置されるほか、イベントや自治会を通して配布される。