コクヨ工業滋賀は、琵琶湖のヨシを使用した「滋賀のお魚ヨシノート」を7月4日に発売する。滋賀県立琵琶湖博物館が監修した77種の魚がデザインされ、魚のまめ知識や植物の働きを学ぶことができる。同博物館や県内文具店、観光地などで販売される。 ヨシ(葦)は湖沼や河川などの水辺、湿地帯に自生するイネ科の多年生草木。昔は「ヨシぶき屋根」や「よしず」に使用されていた。水鳥や魚の生息地であり、生態系保全には欠かせない存在といわれているものだ。 同社は、琵琶湖などに生えたヨシを製品に活用することで環境維持につなげる「ReEDEN(リエデン)」シリーズを2007年から販売。今回発売する「滋賀のお魚ヨシノート」も、中紙に琵琶湖・淀川水系のヨシ紙を使用している。罫線は小学生を対象とした5ミリ方眼罫を採用している。 琵琶湖博物館と連携して、子どもたちが琵琶湖へ関心を持ち、環境意識を向上させるものづくりを目指した。表紙には、同博物館の監修のもと琵琶湖と滋賀県内の川に生息する77種の魚をデザイン。表紙裏には魚の部位の名前や、いろいろな尾びれの形など滋賀の魚について学べるまめ知識と、琵琶湖のヨシの働きなどが掲載されている。 同博物館では7月4日と5日に「びわ博フェス2015」を開催。イベントに併せて館内の売店で発売されるほか、滋賀県内の主要文具店はじめ観光地の土産売り場などで販売される。◆滋賀のお魚ヨシノートサイズ:セミB5(タテ252×ヨコ179mm)罫内容:5mm方眼(10mm実線入り)価格:200円(税抜)枚数:30枚