身に付く英語を重視、30万人以上が学ぶECCジュニア

 イード・アワード2015 子ども英語教室において、「小学生」最優秀ならびに「教材がよい英語教室」「入会情報がわかりやすい英語教室」の2部門を受賞したECCジュニア 子ども英会話教室の特徴などを、ECC執行役員 ジュニア事業部長 塚田 訓子氏に聞いた。

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喜びの表情の塚田訓子氏
  • 喜びの表情の塚田訓子氏
  • 教材の説明をする塚田訓子氏
  • ECCジュニアの教材の一例
  • ECCジュニアの教材の一例
◆愛情をもって接することが大切

--ECCジュニア 子ども英会話教室の先生方の選考方法や、教育について教えてください。

塚田氏:ペーパーと口頭での英語テストにより選考しています。ただ、英語ができる方が皆さんECCのホームティーチャーに向いているかというと、そうとも限りません。英語ができるというのはスキルのひとつで、愛情をもってお子さんたちに接することが非常に大切だと思っています。

 研修は、先生になる前に10回ほど受けていただき、レッスンに関する内容以外に、お子さんの特性、心理学的な内容も学んでいただきます。

◆英語テストや発表会で成果を確認

--学習の成果を具体的に知りたい保護者も多いのではないでしょうか。

塚田氏:レッスンレポートのほか、学校の通知表のようなアカデミックレポートを学期ごとにお渡ししたり、発表会を見学していただいたり、そういった機会を積極的に設けるようにしています。

 また年に1度、全員参加の英語テストがあります。

--それはどういうテストですか。

塚田氏:ECCオリジナルのテストなのですが、英検のように、筆記テストと外国人との面接試験があります。幼児さんから受けていただいており、保護者の皆様にはお子さんが、どのくらい力が付いたかをご確認いただけます。

 そのほか、最近は小学生でも英検を受けるお子さんが増えていますので、ECCジュニア 子ども英会話教室では英検対策コースも用意しています。

 中学校や高校の入試でも、英検をもっていると有利に働きますし、保護者の皆様からも英検への要望は増えています。

--教材の満足度が特に高かったのですが、教材の特長や工夫についてお聞かせください。

塚田氏:英検対策コースの教材には音声ペンが付いていて、音声ペンでページの特定箇所をタッチすると発音が流れます。また、音声ペンでは自分の発音を録音することもできます。

 英会話コースのクラス分けは学年と学習年数に応じて行い、たとえば、小学生は「低学年」「高学年」「低学年の継続生」「高学年の継続生」という4つのレベルがあります。教材には幼児、小学生、中学生と成長過程に応じたキャラクターが登場し、ストーリーも興味に合わせて変化していきます。

◆ITも導入し、時代に合わせて柔軟に進化

--英語の早期教育が注目され、大学入試改革においても英語の4スキル(聞く、話す、読む、書く)が求められるなど、学校教育においても大きな変化があります。ECCジュニア 子ども英会話教室では、どのような対応をされていますか。

塚田氏:根本的には今までと同じく、身に付く英語を提供していこうと考えています。とはいえ、世の中の変化にともない、求められる英語レベルというのも変わってくるでしょうから、それを見据えて、内容も変えていかなくてはいけないと考えています。

 また、ITが発達していますので、音声ペンだけでなく、IT機器をどううまく取り入れていくのかということも考えています。すでに音声ペンやタブレットを導入していますが、今後もデジタルツールをレッスンの中に効果的に取り入れていくことが重要だと考えています。

--ありがとうございました。

 リセマムは、2015年3月13日~3月30日、英会話教室に通っている小学生の保護者を対象に、英会話教室の顧客満足調査を実施し、「イード・アワード2015 子ども英語教室」を発表。ECCジュニア 子ども英会話教室は「小学生」の最優秀賞ならびに「教材がよい英語教室」「入会情報がわかりやすい英語教室」の部門賞も受賞した。
《大倉恭弘》

大倉恭弘

大阪生まれ。美大卒、デザイナー出身のコピーライター。教育、ICT、スポーツなど幅広い分野のインタビュー取材に携わる。プログラミング、コーディングをこなし、4コマ漫画の連載も。企画・編集協力に「ナニワなんでもタイガース」他。趣味はウクレレ、Sonic Piを用いた楽曲制作、スケッチ、GIFアニメ制作。

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