大卒講師を海外採用、国際人を育成するECCキッズイングリッシュワールド

 ECCキッズイングリッシュワールドを運営するECCの執行役員 外語事業部長 對馬真一郎氏と総合教育研究所のジェイ・フィーリー氏に、子どもたちの英語教育やECCキッズイングリッシュワールドの特長を聞いた。

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對馬真一郎氏とジェイ・フィーリー氏
  • 對馬真一郎氏とジェイ・フィーリー氏
  • 對馬氏と教材について説明するフィーリー氏
  • ECC執行役員 外語事業部長 對馬真一郎氏
  • ECC総合教育研究所のジェイ・フィーリー氏
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◆外国人講師+バイリンガル講師が連携

--外国人講師とバイリンガル講師がチームで教えているのですか。

對馬氏:小学校1年生以上のクラスでは、外国人講師とバイリンガル講師のクラスをセットで受講していただくこと推奨しています。70%以上の生徒さんが、このセット受講を選択されています。1回2時間の授業を1時間ずつ、外国人講師とバイリンガル講師が受け持つスタイルです。

--セット受講の魅力は何ですか。

對馬氏:重要な部分に関しては日本語で説明しています。外国人講師はオールイングリッシュですので、よくわからなかったとしても、バイリンガル講師の授業も受けることで「あ、(外国人の先生は)こう言っていたのか」と明確にわかることにつながっています。

◆外国人と1対1で話す機会

--保護者は効果を求められると思いますが、どのようなかたちで報告していますか。

對馬氏:小学校1年生以上の外国人講師のクラスでは、毎年9月上旬にインタビューテストを行っています。外国人講師と生徒さん1対1で、先生の質問10問を英語で答えていただきます。そのうえで、certificate(サティフィケイト)という証書に評価を記入し、お返ししています。外国人と1対1で話す機会となり、保護者様には、非常に好評をいただいています。

 また、バイリンガル講師のクラスでは、「読み書き」中心のテストを行っています。

--イベントも行われていると思いますが、特にお子様に人気の高いイベントを教えてください。

對馬氏:クリスマス以上に盛り上がるのがハロウィンです。生徒も講師も仮装し、「Trick or Treat」と言いながら事務局を回って、お菓子をもらいます。

 それから、「ヤングアメリカンズ」というイベントがあります。関東・中部・近畿を縦断する、子どもさんを中心とした体験型ミュージカルなのですが、関東では申込み開始から3、4日で満席になりました。

 講師が引率するサマーキャンプも盛況です。

--今後についてお聞かせください。

對馬氏:日本では今後は少なくとも英語くらいは自由に使えて、外国人とコミュニケーションができるように、といった流れがありますよね。

 そんな時代を受け、私たちは幼児から小学校、中学校、高校あるいは大学、さらに社会人やシニアまで、幅広い年齢層で語学に親しんでいただければよいと考えています。さまざまな人の人生、ステージに関わらせていただければ嬉しいと考えています。

--ありがとうございました。

 リセマムは、2015年3月13日~3月30日、英会話教室に通っている小学生の保護者を対象に、英会話教室の顧客満足調査を実施し、「イード・アワード2015 子ども英語教室」を発表。ECCキッズイングリッシュワールドは部門賞「子どもが好きな英語教室」を受賞した。
《大倉恭弘》

大倉恭弘

大阪生まれ。美大卒、デザイナー出身のコピーライター。教育、ICT、スポーツなど幅広い分野のインタビュー取材に携わる。プログラミング、コーディングをこなし、4コマ漫画の連載も。企画・編集協力に「ナニワなんでもタイガース」他。趣味はウクレレ、Sonic Piを用いた楽曲制作、スケッチ、GIFアニメ制作。

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