ノキア、千葉工大ほか教育機関にタブレット無償提供

 ノキアソリューションズ&ネットワークス(以下ノキアネットワークス)は、ソフトバンクモバイルの協力のもと、千葉工業大学の2015年度入学の大学院生と日本電子専門学校の学生に対し、合計500台のLTE対応タブレットを無償提供した。

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日本電子専門学校での授業のようす
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 ノキアソリューションズ&ネットワークス(以下ノキアネットワークス)は、ソフトバンクモバイルの協力のもと、千葉工業大学の2015年度入学の大学院生と日本電子専門学校の学生に対し、合計500台のLTE対応タブレットを無償提供した。

 ノキアは、ヨーロッパを中心に世界各地で情報通信技術を活用した教育支援のCSR活動を行っている。日本においては、学生が最新の技術や機器に多く触れ、グローバルな経験を積むことが重要と考え、その理念と問題意識に賛同したソフトバンク、千葉工業大学、日本電子専門学校と同プログラムを推進することとなった。

 千葉工業大学では「地域との協働」をテーマに大学院生が学外での研究・学習活動にLTE対応タブレットを利用し、地域掲示板の有効活用や近隣の防災マップ整備など、地域課題解決を目的とした、フィールドサーベイが可能となった。自宅や通学時間などを有効活用するためのe-ラーニング用テキストの開発も進めている。

 日本電子専門学校では、タブレット向けのアプリ開発、CG・アニメのコンテンツ制作といった技術を学ぶため、LTE対応のタブレットを利用している。1人1台配布することで、場所を問わず開発や制作が可能となり、今まで以上に充実した開発環境が整備できた。

 今後4社は、タブレット端末を活用した学習支援のほかに、グローバルに活躍できる人材育成を目指し、2015年度中にソフトバンクやノキアネットワークスのエンジニアによる特別講座や、両教育機関の教員・学生との座談会を実施する予定となっている。
《海野由宇》

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