大賞は奨学金3万ドル…Doodle 4 Google、米国で作品募集開始

 Googleは10月19日、子どもたちからGoogleロゴデザインを募集するデザインコンテスト「Doodle 4 Google(ドゥードゥルフォーグーグル)」の作品募集を開始した。参加条件は、米国の幼稚園から高校生までの児童生徒(K-12の子ども)であること。

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Doodle 4 Google(英語)
  • Doodle 4 Google(英語)
  • Doodle 4 Google(日本語)
 Googleは10月19日、子どもたちからGoogleロゴデザインを募集するデザインコンテスト「Doodle 4 Google(ドゥードゥルフォーグーグル)」の作品募集を開始した。参加条件は、米国の幼稚園から高校生までの児童生徒(K-12の子ども)であること。2015年は日本国内からの応募は受付けない。

 「Doodle」は、祝日や記念日、有名な画家や先駆者、科学者の生誕などを祝うため、さまざまな手法で「Google」のロゴマークをアレンジしたもの。「G」「O」「O」「G」「L」「E」それぞれの6文字が時に斬新に、また時には見るものを驚かすような楽しさで溢れたデザインで飾られるため、ネットユーザーのなかにはDoodle画像を収集するファンもいるほど。

 「Doodle 4 Google」は、Googleが子ども向けに開催しているDoodleのデザインコンテスト。出題されるテーマに沿ったDoodleを創作することで児童生徒たちの創造力を育むことを目的とし、米国で2008年から2015年まで毎年開催されている。日本では2009年から作品の募集がされていたが、Doodle 4 Google日本語Webサイトによれば日本における2015年の開催は「見合わせる」とのこと。2015年の応募は、米国に住む、または両親が永住権を持つ幼稚園から高校生までの児童生徒からのみ受け付ける。

 2015年Doodle 4 Google優勝者の作品は、米国GoogleトップページのDoodleとして1日掲載される。また、優勝者には3万ドルの奨学金が与えられるほか、カリフォルニア州のGoogle本社ツアーやアンドロイドタブレット、自身がデザインしたDoodleがプリントされたTシャツなどが賞与される。最終選考や地区選考に残った児童生徒たちにも、さまざまな賞与が用意されている。

 2015年のDoodle募集テーマは「What makes me...me.」。作品の募集期間は2015年10月19日から12月7日(現地時間)まで。米国の子どもたちがどのような作品を創造するか発表を心待ちにするとともに、日本の学生に向けた開催の復活も祈りたい。

 日本国内での開催や過去のようすについては、Doodle 4 Google日本語Webサイトで確認できる。2014年に国内グランプリに輝いた岐阜県立大垣北高等学校1年(当時)長谷川ゆいさんの作品ほか、2009年から2014年の受賞作品も掲載されている。
《佐藤亜希》

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