12月1日 は「防災用品点検の日」ということをご存知ですか？ 季節の変わり目となるこの時期に、身の回りの「防災用品を点検して災害に備える」という目的で、防災アドバイザーの山村武彦氏が制定されたそうです。 「防災用品点検の日」は12月1日以外にも、関東大震災が発生した9月1日をはじめ、3月6月、9月の1日の1年に4回あります。 一時期は、かなり周到に準備した防災用品。家庭内に飲料水などの常備品を揃えたり、外出時に懐中電灯や防災笛などを携帯していたこともありましたが、いつしか防災意識が薄れてきているような気がします。防災用品は部屋にそのまま置いてあるものの、何がどのくらい入っているか曖昧になりがちなのではないでしょうか。 そこで今回は、「防災用品点検の日」を機に家庭の防災用品を見直すためにも「コクヨの防災用品」からいくつかご紹介したいと思います。◆個人配布用 非常用品セット 非常用用品セットには状況に応じたタイプ別のセットがあります。「帰宅支援タイプ」は、災害時の会社から自宅への徒歩移動をサポートします。帰宅可能者向けの非常用品セットです。 「車載タイプ」は、クルマから脱出・非難を安全をサポートするアイテムを厳選したものです。車の運転時に被災した場合を想定した、クルマから安全に脱出・避難するためのアイテムをそろえ、車内に収納しやすいコンパクトサイズのものです。 「デスクサイドタイプ」は、個人個人のデスクに常備し、非難時に身を守るために最低限必要な5種類のアイテムを厳選してセットにしたコンパクトタイプです。裏面にマグネットを貼り付けた薄型のケースに入っているので、収納場所を選ばずスッキリ保管できます。◆非常用トイレ用品 非常時に困ることのひとつにトイレがあります。「袋式トイレ」は非常用の使い捨てトイレです。10回分、10枚をセットとして、一度に家庭用のトイレにセットすることができるので、袋を毎回付け替える必要がありません。使い方は、トイレに10枚1度にセットし、使用後に凝固材を振り掛け消臭抗菌して廃棄します。◆エレベータ用防災キャビネット エレベータに閉じ込められた時に備えたエレベーター用非常備蓄セットです。エレベータに閉じ込められることは想定したくないものですが、万が一エレベーターが停止し閉じ込められた人が居た場合に、少しでも安心感を与えられるようにするための用品を備蓄するものです。エレベータのコーナーに設置する狭いスペースにも設置できるコンパクトな形状のものと、壁面に設置する薄型の台形の形状のものがあります。いたずら防止機能付きの開閉ボタンがあるので、通常時も安心です。◆防寒具用不織布ブランケット 収納効率がよく低価格で大量備蓄に適した不織布ブランケットです。不織布の素材でできていて、ひとつずつ圧縮した状態でパッケージされているので大量に備蓄することができます。 いかがでしたでしょうか。他にもオフィス用備蓄セットや避難所用の間仕切りなどもあります。まずは自分の身を守るための個人用非常用品の見直しから始めてみてはいかがでしょうか。
