【高校受験2016】神奈川県公立一般出願平均1.22倍、トップは横浜翠嵐2.20倍

 神奈川県の平成28年度県公立高校一般入試の募集が2月1日に締め切られ、神奈川県教育委員会が出願状況を発表した。2月1日時点の全日制課程の平均出願倍率は1.22倍。出願倍率がもっとも高いのは県立横浜翠嵐(普通科)で2.20倍だった。

教育・受験 中学生
 神奈川県の平成28年度県公立高校一般入試の募集が2月1日に締め切られ、神奈川県教育委員会が出願状況を発表した。2月1日時点の全日制課程の平均出願倍率は1.22倍。出願倍率がもっとも高いのは県立横浜翠嵐(普通科)で2.20倍だった。出願変更受付は2月4日から2月8日まで、学力検査は2月16日に実施される。

 平成28年度神奈川県公立高校の全日制課程共通選抜を実施するのは県立139校と市立14校の計153校で平成27年度と同数。募集人員43,750人に対し53,284人が志願し、出願倍率は平成27年度の1.20倍から平成28年度は1.22倍となった。

 全日制課程普通科(クリエイティブスクールおよび専門コースを除く)のうち、もっとも出願倍率が高いのは県立横浜翠嵐2.20倍で、平成27年度2.09倍より競争率が高まった。ついで県立希望ケ丘1.73倍(平成27年度1.13倍)と県立大和1.73倍(同1.80倍)、県立湘南1.72倍(同1.96倍)となっている。

 専門コースなどでは、県立上矢部(普通科美術陶芸コース)1.85倍、県立弥栄(単位制芸術科美術専攻)1.77倍などの競争率が高くなっている。募集人員に満たなかった全日制の学校は県立33校と市立3校の合わせて36校で、欠員は861名だった。

 今後、出願変更は2月4日と5日および8日に受け付ける。学力検査は2月16日、面接および特色検査は2月16日と2月17日および2月18日のうち、志願先高校の指定する日に実施される。ただし、2月19日に面接や特色検査を実施する場合もある。合格者の発表は2月29日に行われる。
《勝田綾》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top