内閣府は、京都迎賓館の一般公開をゴールデンウィーク期間中の4月28日~5月9日に開催する。対象は中学生以上で、参観料金は無料。当日、午前9時から先着順に受付時間を指定した入場整理券を西門で1名につき1枚配布する。 京都迎賓館では、日本外交の一端を担う国の迎賓施設としての迎賓館の意義を多くの人に理解してもらうため、平成17年から毎年夏の10日間に一般公開(参観)を実施している。ゴールデンウィーク期間での一般公開は、観光立国の実現に資する施設としての役割を改めて検討するため、試験的に行われるもの。 一般公開では京都迎賓館の西門から入場し、公式行事に使用される4つの公用室と庭を見ることができる。公開時間は午前10時~午後5時。入館できるのは中学生以上で、乳幼児らを同伴しての入場はできない。入館は当日先着順となり、入場整理券を当日の午前9時から西門にて配布する。4月28日~5月3日の期間は1日1,500名分、5月4日~5月9日の期間は2,000名分の整理券が配布される予定。国公賓の接遇やそのほか迎賓館の運営上の都合により、公開が中止となる場合もある。 4月28日~5月3日の期間には、希望者に試験的に職員によるガイドツアーを実施する予定だという。ガイドツアーは各回20名程度、1日7回の実施を予定している。 内閣府では、今回の試験公開の結果を踏まえ、平成28年度7月下旬より海外からの賓客を迎えるのに支障のない範囲で、より充実した公開ができるよう検討してくという。◆京都迎賓館GW一般公開(参観)公開期間:4月28日(木)~5月9日(月)公開時間:10:00~17:00(入場受付16:30終了)対象:中学生以上で入場整理券を持っている人(乳幼児らの同伴は不可)受付方法:当日9:00より西門にて、先着順に入場整理券を配布(1名につき1枚)参観料金:無料※国公賓の接遇やそのほか迎賓館の運営上の都合により、公開が中止となる場合もある