Eye-Fiとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 Eye-Fiとは【ひとことで言うと】「Wi-Fi機能を搭載したSDメモリカード。画像や動画を、デジカメから直接アップロードできる」

教育ICT 先生
Eye-Fi
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆Eye-Fiとは


【読み】アイ ファイ
【表記】Eyefi
【分類】ハードウェア
【ひとことで言うと】
「Wi-Fi機能を搭載したSDメモリカード。画像や動画を、デジカメから直接アップロードできる」
【解説】
 「Eye-Fi」は、米Eye-Fi社(日本ではアイファイジャパン)が発売している製品。無線通信を意味する「Wi-Fi」に似た響きから作られた造語だ。外観やサイズは、SDカードとまったく同じで、デジカメなどに差し込んで、データの読み書きが行える。それに加え、保存したデータをWi-Fi機能でやりとりできる。

 デジタルカメラで画像を撮影し、SDカード内のデータをネットにアップロードするには、通常は、パソコンやスマートフォンにSDカードを差し込み内容を読み取る必要がある。一方Eye-Fiを使えば、パソコンやスマホがなくても、その場ですぐにインターネットに画像をアップロードできる。デジカメから、スマートフォンやタブレットに画像を転送することも可能。

 Eye-Fiから直接データをアップロード可能なサービスは数多く、代表的なものとしては、「Facebook」「YouTube」「フォト蔵」「Evernote」などが対応している。

 同じように、Wi-Fi機能を搭載するSDメモリカード製品として、東芝「FlashAir」がある。なお、SDカードは、青色や黒色のものが多いが、Eye-Fiは、オレンジ色や黒色が基調となっている。

【関連用語】Wi-Fi、メモリカード、クラウド、Facebook
【最終更新日】2016年4月14日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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