◆旅行サイト別 利用のヒント 「楽天トラベル」は、GW特設ページ「直前予約空室カレンダー」を開設し、都道府県・エリア別の空室残数を表示している。大型宿泊施設の密集する観光地なら、全国的にまだ5月3日（火）にも空きがある。具体的な空室が数字で表示されるため、宿泊場所の目安がつけやすい。「じゃらん」も、希望の日程と場所から空室のある旅館やホテルを探す「まだ間に合う！ 2016年GW直前予約」を開設している。旅館・ホテルにこだわらない場合は、こういった空室を探す機能を活用するとよいだろう。 直前割引率の高いプランを販売しているのは「TOCOO!（トクー！）」や「yoyaQ.com」。会員登録や利用条件があるが、お得感で宿泊先を決める際に利用したい。 各旅行予約サイトごとに検索するのに疲れたら、Web上で販売されているプランをある程度一括して検索できる「BIGLOBE旅行」を利用するとよい。人気の旅行サイトに加え、近畿日本ツーリストや日本旅行、阪急交通社や名鉄観光など、旅行大手企業の扱うプランも一度に検索できる。 旅行サイトながら、オペレーターが旅館・ホテルに直接空室を問い合わせてくれる無料コールセンターを開設しているのは「ゆこゆこ」。Webサイト上で「※」の表記があるプランなら、コールセンターのオペレーターがその場で即時、希望の施設に空室確認を行う。 「一休」は旅館・ホテルの中でもハイクラスとされる旅館やリゾートホテルの扱いが多いが、宿によっては大人のための空間づくりを重視し、小学生以下の子どもの宿泊を受け付けていない場合がある。中学生や高校生の子どもとの上質な旅行なら、一休.comや、一休.comでしか販売されていないさらにワンランク上の宿を集めた特設ページ「一休Plus＋（プラス）」で探すのがよさそうだ。◆本当のねらい目はGW後の土曜日 GW需要の反動から、全国的にGW明けの土曜日は閑散とする。よって、GW中に泊まれなければ、その翌週以降の土曜日を狙ってみるのもよいだろう。結果として、自分の好きなプランで、通常よりも格段にお得に宿泊できる可能性がある。混雑も避けられるし、家族水入らずで過ごせるだろう。◆情報はひとつに絞らず、使い分けがポイント 同じ旅館・ホテルでも、すべての旅行サイト・予約サイトでプランを販売しているわけではない。また、サイトごとの限定プランを販売していることもある。お目当てに沿った旅館・ホテルや宿泊プランを探す場合は、ひとつの旅行予約サイトだけで情報を得ず、各予約サイトを使い分けてみてはいかがだろうか。
