慶應義塾大学は、第41回「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」を開催している。全国の高校生から、課題に沿った6,000字以上8,000字以内の小論文を募集。応募の締切りは9月5日(当日消印有効)。 「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」は慶應義塾長を務めた小泉信三博士の没後10年を記念し、1976年から開催されている。卓越した研究者・教育者であり、優れた文筆家でもあった小泉博士の人格と業績を後世に伝えるほか、青少年の文章表現能力の向上を目的に開催されている。 コンテストでは、単なる私見ではなく何らかの裏付けや主張があり、論旨がはっきりとしている「小論文」を募集する。小論文の課題は、「文武両道」「福澤諭吉が現在の日本を見たら」「18歳選挙権で何が変わるか」「人工知能は信頼できるか」「罪を償う」の5つあり、このうち1つを選択する。 対象は、全国の高校生(高等専門学校、中等教育学校、海外の学校などについては、高校に相当する学年に在学する生徒)。6,000字以上8,000字以内にまとめ、応募用紙と表紙と合わせて提出する。用紙はワープロの場合、A4(片面使用・縦書き)で1行30字×25行に設定(マス目不要)する。手書きの場合は400字詰め原稿用紙を使用する。 作品は現物の送付により提出。データでの提出は受け付けない。送付の際は、簡易書留郵便やレターパック(団体提出の場合は宅配便も可)を利用し、発送の記録が残るようにしておく必要がある。締切りは9月5日(当日消印有効)だが、海外から発送する場合は締切日に必着。 審査の結果、小泉信三賞1名、次席1名、佳作3名を選出。受賞者には賞状や副賞などが贈呈されるほか、最終選考に進んだ人にも記念品が贈られる。また、2017年1月10日には慶應義塾大学三田キャンパスで授賞式が行われる。◆小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト課題:(1つ選択)・文武両道・福澤諭吉が現在の日本を見たら・18歳選挙権で何が変わるか・人工知能は信頼できるか・罪を償う応募資格:全国の高校に在学中の生徒(高等専門学校、中等教育学校、海外の学校などについては高校に相当する学年に在学する生徒)締切り:9月5日(月) ※当日消印有効(海外から送付する場合は締切り日必着)授賞式:2017年1月10日(火)※詳細は、Webサイトで確認できる