ブレンディッドラーニングとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 ブレンディッドラーニングとは【ひとことで言うと】「eラーニングと集合学習を併用する学習方法。外国語学習などに効果大」

教育ICT 先生
ブレンディッドラーニングとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆ブレンディッドラーニングとは


【読み】ブレンディッド ラーニング
【表記】Blended Learning
【分類】ソフトウェア/技術/その他
【ひとことで言うと】
「eラーニングと集合学習を併用する学習方法。外国語学習などに効果大」
【解説】
 「ブレンディッドラーニング」は、「eラーニング」と「集合学習」を文字どおりブレンドし組み合わせることで、両方の特長を活かせるようにする学習方法だ。「モチベーションが維持しにくい」とされるeラーニングの短所を補う方策として、eラーニングの普及とともに、2000年代よりその概念が広がってきた。

 eラーニングの個別学習で「事前知識の習得」、集合学習で「学習の動機付け」「実践的なスキル習得」を行うことで、時間効率をアップさせるだけでなく、両方のメリットを活かし、効果的な学習が可能になる。特に外国語学習や人材育成に効果的と考えられている。

 いわゆる「座学と実習」「個別学習と集合学習」の組合せだが、個別学習をeラーニングで行うことで、生徒側の学習スケジュールを柔軟に組むことができる。さらに集合学習を組み合わせることで、モチベーションの維持、実利用での能力向上などが見込めるという。なお集合学習では、ペア、1対1、1対多、グループなど、組合せにより、コミュニケーションの側面も生まれ、効果が変化する場合もある。

【関連用語】協働学習、eラーニング
【最終更新日】2016年6月6日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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