東京都、18歳選挙指導に活用する「啓発カード」を配布

 選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が6月19日施行された。東京都は投票への意識を高めるための選挙啓発カードを作成し、6月22日よりすべての都立高校生に配布する。

教育・受験 高校生
選挙啓発カード「あなたの一票が、社会をつくる!」表面
  • 選挙啓発カード「あなたの一票が、社会をつくる!」表面
  • 選挙啓発カード「あなたの一票が、社会をつくる!」裏面
  • 東京都教育委員会
 選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が6月19日施行された。東京都は投票への意識を高めるための選挙啓発カードを作成し、6月22日よりすべての都立高校生に配布する。

 東京都教育委員会と東京都選挙管理委員会は、高校生の投票への意識を高めるため、選挙啓発カード「あなたの一票が、社会をつくる!」を作成した。都立学校の高校生に配布し、投票への意識を高めるとともに、公職選挙法の理解を深める。

 名刺サイズのカードには、選挙名や投票日、投票時間の記入欄を設け、各学校では生徒に記入させながら選挙啓発に関する指導に活用する。裏面には、選挙期間中のおもな禁止事項を掲載。「満18歳未満の生徒が、満18歳以上の生徒に対して、支持する特定の政党や候補者への投票を依頼する」、「満18歳未満の生徒がSNSを利用して選挙活動をする」など、18歳未満にも関わる内容を含めた。

 カードは、都立高等学校、都立中等教育学校後期課程、都立特別支援学校高等部の全生徒に配布され、6月22日以降すべての学校で選挙啓発指導を実施する。
《勝田綾》

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