大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は7月14日、国公立大現役進学率ランキング(東日本編)を発表した。1位は秋田県の横手高校だった。6位の筑波大附属駒場以外、上位20校に1都3県の高校はランクインしなかった。 国公立大現役進学率ランキングは、全国の進学校の現役進学状況を調査し、卒業生数に占める国公立大への現役進学者数の割合が高い順に並べたもの。 東日本編は、1位「横手(秋田県)」62.4%、2位「弘前中央(青森県)」61.3%、3位「甲府西(山梨県)」60.7%、4位「鶴岡南(山形県)」60.4%、5位「仙台第三(宮城県)」59.9%。上位5位はすべて地方の公立高校が占めた。いずれの高校とも、地元の国公立大学への進学率が高いという。 続いて6位「筑波大附属駒場」は、東京大学など難関国立大学への進学者が多い。上位20校にランクインしたのは、1都3県では筑波大附属駒場のみ。同サイトでは、「地元に有名私立大という選択肢があることが、国公立大への進学率低下につながっている」と分析している。 ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。◆国公立大現役進学率ランキング(東日本編)1位「横手」62.4%2位「弘前中央」61.3%3位「甲府西」60.7%4位「鶴岡南」60.4%5位「仙台第三」59.9%6位「筑波大附属駒場」59.3%7位「青森」58.9%8位「花巻北」57.8%9位「弘前」56.7%10位「米沢興譲館」56.6%