固定観念に縛られずに子どもたちが自由な発想で問題解決に取り組む「ワールドピースゲーム」。環境問題や民族紛争など実際に世界を取り巻く課題の解決を目指す5日間のプログラムを12月23日から東京・飯田橋で開催する。対象は小学4~6年生、参加費は2万5,000円。 ワールドピースゲームは、アメリカ人教師のジョン・ハンター氏が開発。子どもたちが仮想の4か国と国連などの国際機関のリーダーとしての役割を持ち、世界で実際に起きている50以上の課題をゲーム終了までに解決し、4か国すべての資産を増やすことができれば勝利となる。すでにアメリカ各地、オーストリア、ニュージーランドなどで実践され、日本では2016年3月に初めて開催された。 3月の開催では、日本人初のワールドピースゲーム認定ファシリテーターの谷口真里佳氏がクラウドファンディングを利用して開催。現在、ワールドピースゲーム・プロジェクトの代表で、学校や教育機関で実施している。今回は、フリーランスネットワークを生かしたコンテンツ制作などを手掛けるカレイドスタイルが主催し、ワールドピースゲーム・プロジェクトが協力する。 ゲームは、15時間(3時間×5日間)のプログラム。1日目は全体説明、自己紹介、仮想世界の状況説明、2日目は解決すべき危機・課題の発表を行う。3日目は各国間の交渉をスタート、4日目は各国間交渉の続き。最終日の5日目はゲームの終了と表彰、振り返りとなる。最終日は保護者参観の時間がある。 募集人数は35人で先着順。全日程に参加することが原則となる。定員になり次第締め切るがキャンセル待ちを受け付ける。参加費は2万5,000円、兄弟姉妹で参加する場合は1人当たり5,000円の割引になる。◆ワールドピースゲーム日時:2016年12月23日(金・祝)~27日(火)の5日間場所:ガイアモーレ内マハロルーム@飯田橋(千代田区富士見2-6-9雄山閣ビル4階-A)対象:小学4年生~6年生募集人数:35人 ※先着順参加費:2万5,000円申込方法:Webサイトから申し込む