ヤブイヌの赤ちゃん4頭誕生、愛称募集…京都市動物園

 京都市動物園は10月8日から、ヤブイヌの赤ちゃん4頭を一般公開する。10月8日から16日には、来園者を対象に4頭の愛称の投票を受け付ける。生後約1か月のオス2頭、メス2頭の赤ちゃん。愛称には、3つの候補が用意されている。

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 京都市動物園は10月8日から、ヤブイヌの赤ちゃん4頭を一般公開する。10月8日から16日には、来園者を対象に4頭の愛称の投票を受け付ける。生後約1か月のオス2頭、メス2頭の赤ちゃんの愛称には、3つの候補が用意されている。

 ヤブイヌは、南アメリカの森林や林緑の沼地に生息するイヌ科の動物。胴体が長く、足が短いずんぐりとした体つきで、体長は58~75cm、体重5~7kg。泳ぎや潜ることも得意で、指の間には水かきが付いている。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、準絶滅危惧種(NT)に指定されている。

 京都市動物園では9月2日、4頭のヤブイヌの赤ちゃんが生まれた。出生時の体長は、約18cm。性別は、オス2頭、メス2頭。父親「デンマル」はデンマークのイェスパーフス・ジャングルズー、母親「パパヤ」はイギリスのポートリム野生動物公園から来園した。「パパヤ」にとっては、平成28年2月以来2回目の出産となる。

 ヤブイヌの赤ちゃん4頭はこれまで、寝室内にある巣箱で生活してきたが、10月8日から一般公開される予定。ただし、動物の体調によっては見られない場合もあるという。

 10月8日から16日までは、ヤブイヌ舎前(雨天の場合はおとぎの国北側出入口付近)に投票箱を設置し、ヤブイヌの赤ちゃん4頭の愛称の投票を受け付ける。投票は1人1枚。投票の結果、もっとも多いものを愛称として決定し、10月22日に発表と命名を行う。また、京都市動物園のWebサイトでも知らせるという。

 愛称には、母親「パパヤ」にちなんだ南米原産の果物の名前から「グァバ」「ルクマ」「ピタヤ」「パイン」、動物園がある岡崎公園の下に眠る六勝寺のうちの3つの寺院(法勝寺、円勝寺、尊勝寺)の名前から「ノリマル(法丸)」「カツマル(勝丸)」「マドカ(円)」「ミコト(尊)」、ヤブイヌは泳ぎが得意なことから生息地のブラジルの川の名前から「イグアス」「プルス」「ラプラタ」「マモレ」という3つの候補がある。

◆「ヤブイヌの赤ちゃん」愛称候補への投票
投票期間:2016年10月8日(土)~16日(日)
投票箱の設置場所:ヤブイヌ舎前(雨天の場合はおとぎの国北側出入口付近)
投票方法:投票用紙に記載の愛称候補3つの中から1つを選び、丸をつけて投函
※投票は1人1枚
《奥山直美》

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