山形県教育委員会は、平成29年度(2017年度)の山形県公立高等学校入学者選抜実施要項をWebサイトで公開している。募集要項の配布は平成28年12月8日より行われ、推薦入学者選抜は2月7日、一般入学者選抜は3月10日に実施する。 山形県公立高校の全日制・定時制の課程では、「推薦入学者選抜」「連携型入学者選抜」「一般入学者選抜」を実施する。いずれの選抜も、募集要項は12月8日より配布する。 推薦入学者選抜と連携型入学者選抜の出願は1月23日~1月27日正午まで。面接などの試験を2月7日に実施する。選抜結果は2月13日に通知され、合格発表は3月17日。連携型入学者選抜を実施するのは、県立新庄南高校金山校、県立小国高校の2校。 一般入学者選抜の出願は2月20日~2月24日正午まで。学力検査は3月10日、面接は3月10日または3月11日、適性検査は3月11日に実施する。合格発表は3月17日。学力検査は国語・社会・数学・理科・外国語(英語)の5教科で、外国語(英語)ではリスニングテストも行う。配点は各100点。 一般入学者選抜では、調査書中の各教科の評定と学力検査の成績の比率を、各高校の校長が定めることができる。おもな学校の調査書の評定と学力検査の成績の比率は、山形東が3:7、山形南(普通・理数)が4:6、山形西が3:7、米沢興譲館(普通・理数)が3:7、鶴岡南(普通・理数)が3:7、酒田東が3:7など。 また、すべての学校で面接を実施するが、一般入学者選抜での面接結果の扱いについては必要に応じて参考資料とする高校と、全受検者について資料とする高校とに分かれる。山形東や山形南(普通・理数)、山形西、鶴岡南(普通・理数)、酒田東では、必要に応じて参考資料とする。また、米沢興譲館では面接の結果を選抜の資料としない。