【センター試験2017】河合塾、45日で押さえる科目別ポイントを指南

 河合塾は11月30日、大学入試情報サイト「Kei-Net」に「科目別学習アドバイス-あと45日で押さえるポイント」を掲載した。センター試験の各科目について、問題の傾向・学習指針を解説している。

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Kei-Net「科目別学習アドバイス-あと45日で押さえるポイント」
  • Kei-Net「科目別学習アドバイス-あと45日で押さえるポイント」
  • 英語(筆記)のポイント
  • 物理基礎のポイント
  • 世界史Bのポイント
 河合塾は11月30日、大学入試情報サイト「Kei-Net」に「科目別学習アドバイス―あと45日で押さえるポイント」を掲載した。センター試験の各科目について、問題の傾向・学習指針を解説している。

 「科目別学習アドバイス―あと45日で押さえるポイント」では、センター試験出題教科の英語、数学、国語、理科、地理歴史・公民について、出題傾向や注意するべきポイントをアドバイス。また、第3回全統マーク模試から見直しておきたい問題も掲載している。

 たとえば英語では、筆記とリスニングについて解説。筆記に関しては、第3回マーク模試の平均点が100.7点、平均得点率が50.4%あり、第1回、第2回の模試を着実に上回っているという。受験生全体の英語力があがっているとしたが、英語を勉強していくうえでもっとも基礎的な知識を問う問題として出題された「文法・語法問題」10問の平均正答率が低い点を指摘。受験生全般が「知識不足」であり、「センター試験は長文で点数をとることが大切」という方針を守ろうとするあまり、標準レベルの文法・語法・構文・イディオムの知識の習得をおろそかにしているのではないか、と記している。

 物理基礎に関しては、全般から偏りなく出題されるとしたうえで、「力学」「熱」「波」「電子」「原子」の特に注意するべき項目についてアドバイス。本試験の2週間前くらいを目処に、センター本試験と同様なテスト形式の問題集を、本番の試験だと思って30分で解くことを勧めている。また、図版や地図などを利用して出題することが特徴の世界史Bは、文字中心の学習になりやすいので、教科書に載っている地図や図版をざっと見直すと効果的だとした。

 このほか、Kei-Netでは学習別アドバイスに大学別学習アドバイスや小論文・総合問題対策などを掲載。高校2年生を対象に、センター試験の英語・数学・国語について、河合塾による解説速報講義を公開している。
《黄金崎綾乃》

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