早大、創立150周年に向け「WASEDA VISION 150」特設サイト公開

 早稲田大学は12月6日、創立150周年に向けた中長期経営企画「WASEDA VISION 150」の実現に向けた取組みを紹介する特設Webサイトを公開した。完成年度の2032年を見据えて、Visionに基づいた早稲田大学のこれまでや取組みを紹介していく予定。

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WASEDA VISION 150 特設サイト
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 早稲田大学は12月6日、創立150周年に向けた中長期経営企画「WASEDA VISION 150」の実現に向けた取組みを紹介する特設Webサイトを公開した。完成年度の2032年を見据えて、今早稲田大学はどうなっているのか、何を進めているのかなど、リアルタイムにわかりやすく伝えていくという。

 「WASEDA VISION 150」は、2032年に迎える創立150周年に向けて、早稲田大学が果たすべき使命として掲げた4つのVision。実施から4年目を迎える現在において、これまでのさまざまな取組みと、その結果今どうなっているのか、何を進めているのかなどの現状を伝えるため、特設Webサイトを開設した。

 4つのVisionとは、「世界に貢献する高い志を持った学生」「世界の平和と人類の幸福の実現に貢献する研究」「グローバルリーダーとして社会を支える卒業生」「アジアの大学のモデルとなる進化する大学」。これらを実現するための大学の姿を示し、「入試戦略」「教学戦略」「展開戦略」「経営戦略」の枠組みの中で、13の核心戦略を実行していくという。

 特設Webサイトは4つのコンテンツで構成されている。「WASEDA VISION 150とは」では、4つのVision、関連する核心戦略と数値目標、最新の関連ニュースを紹介。「WASEDA VISION 150の今とこれから」では、今早稲田で何が行われているのか、これから何を行うのかを紹介。「活躍する卒業生・学生」では、Visionのキーワードのひとつであるグローバルリーダーの育成に関連して、世界で活躍する卒業生と学生を紹介。「データで紐解くWASEDA VISION 150」では、さまざまな数値目標を掲げ、達成に向けて現在どこに位置しているのかをグラフなどでわかりやすく示している。

 早稲田大学は「QS Graduate Employability Rankings 2017」において、国内では昨年に引き続き1位、世界では26位となった。この評価指標は、雇用者による評価、卒業生の活躍、主要企業との共同研究実績などの項目からなり、同大学の企業との連携した取組みや学生の卒業後の活躍が評価されたもの。早稲田大学はこの評価を「WASEDA VISION 150」に沿ったさまざまな取組みが客観的に評価された結果とし、今後もさらなる改革を推進していくという。
《荻田和子》

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