子どもが混同しやすい都道府県ランキング、1位は?

 子どもがもっとも混同しやすい都道府県は、「鳥取」と「島根」であることが1月16日、ベネッセ教育情報サイトによる調査結果から明らかになった。2位は「滋賀」と「佐賀」、3位は「愛知」と「愛媛」と、同じ漢字を使った都道府県名が特に混同しやすいようだ。

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 子どもがもっとも混同しやすい都道府県は、「鳥取」と「島根」であることが1月16日、ベネッセ教育情報サイトによる調査結果から明らかになった。2位は「滋賀」と「佐賀」、3位は「愛知」と「愛媛」と、同じ漢字を使った都道府県名が特に混同しやすいようだ。

 調査は、ベネッセ教育情報サイトが2016年9月5日~19日、小学生の子どもがいる保護者を対象に「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケートを通して実施したもの。有効回答数は1,867人。結果をランキング形式で紹介している。

 これによると、「子どもが混同しやすい都道府県ランキング」の1位は、「鳥取」と「島根」。位置が隣り合っているうえ、面積や形、「鳥」と「島」の字形が似ているなど、混同しやすい要素が多く、2位以下を大きく引き離す得票数であったという。

 2位は「滋賀」と「佐賀」、3位は「愛知」と「愛媛」。同じ漢字の使用、類似した音などで混同してしまう子どもが多いようだという。4位は関東北部に隣接する「茨城」と「栃木」、5位には漢字一字が同じ「宮城」と「宮崎」、「福島」と「福井」、「福島」と「福岡」の3組がランクインしている。

 都道府県名は、小学4年生で学習する内容。小学5年生では、その知識をベースに日本全国の気候や地形、産業などを学習していく。47都道府県すべての名称や位置を覚えることは重要といえるが、難しく感じる子どもも多いようだ。

 ベネッセ教育情報サイトでは、アンケート結果をもとに小学生による都道府県の覚え方も掲載している。「都道府県のパズルで遊ぶ」「リビングやトイレに地図を貼る」など、家庭ですぐに取り入れられそうなアイデアが多数紹介されている。
《奥山直美》

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